誘われてシモキタ
このところ振り回されっぱなしの不安定な天気に誘われて、不穏なアーチスト福田さんのライブを観るため下北沢に行ってきました。ちなみにこの日も段々強まる雨模様でしたがそれはともかく、いつもは一緒に演奏している彼のステージを観るのはずいぶん久しぶりでしたし、 もうお一方の竹村つとむさんも昨年のイベントでお会いしてますし、7'ocrock解散後初めてのソロってことで大変楽しみにしておりました。竹村さんのステージはカラッとした爽やかな南風が吹き抜けるような印象で、何となくバンドメンバーだった2人の姿が透けて見えるような、明るく歯切れの良い感じを受けました。そしてコージローくんは、しっとりとした空気感で、歌の中の情景や想いのひとつひとつがゆっくりと、でも確実に伝わってくるという、対照的ながらもどちらも期待通りのとてもいいライブでした。
そして、そんな成功の理由を、今回サポートされたギターの小澤真さん抜きには語れないでしょう。時に繊細で時に大胆な見事なギターのおかげで、コージローくんの楽曲は輝いていました。また、以前打ち上げの席で、小澤さんはみずからのことを『ツッコミ自慢のギタリスト』と言っていたことがあったのですが、まったくもってその通りで、おなじみコージローくんの不穏な、意図のわからない言葉を丁重に拾っては笑いに変え、見事にステージトークとして紡いでいくのです。ウッディさん、ノダさんに続く第3の刺客!じゃなかったツッコミ手あらわる!なのでした。たとえ2人だけのステージだろうとこれならもう安心してコージローくんをまかせられます。次回もまた2人でやるそうですが、小澤さん、コージローくんをよろしくお願いします。
個人的にはただ、ステージ中での三文芝居はやめてください。この日、私はゆっくりお酒と音楽を楽しむはずだったのですが、途中で不意にステージから呼び出され、急きょ飛び入りする羽目になったのです。その際のやり取りが、
小澤さん「アカン、フリーバードのテンポ忘れてしまった…」
コージローくん「えっ!?マジで!?…」
小「ああ、こんな時にパーカッションのチコさんがいてくれたら!」
コ「マジかよぉ……って、アッ!?」
小・コ「…いたああっっ!!!」
というような、もうモンキーフレーバーがプンプンするような芝居だったのです。おそらくほとんどの人が予定調和と思ったことでしょう。実際、一緒に観ていたピアノの恩田さんからも演奏後、
「…おうチコちゃん、なるほどそんな段取りだったんだナ?」
と言われる始末。まったくの誤解です。かといって、こういう時にかたくなに出るのを拒むというのは、その場がシラケるということぐらい私にだってわかりますからやりましたけれどもね。もうまんまと一杯食わされました。いや、実際には何も食べずにお店に行って、駆けつけに空きっ腹にビール状態でしたからけっこういい気分になっており、演奏がどうだったかはわかりませんが。ご来場のみなさまには、そんな状態だったってことでお許し願います。
終演後、コージローくんが、チコさんさっきは突然で、ホンット、スイマセンしたっ!とまったくすまなくなさそうに言うので一瞬ややイラッとしましたが、いやホンット、スンマセンっ、ビール飲んでます?おごりますよ!というのでたちまち許してやり、お言葉に甘えることにしました。やはりワタクシ的には、一杯食わされるより一杯飲まされるほうが好きなようです。
そして、そんな成功の理由を、今回サポートされたギターの小澤真さん抜きには語れないでしょう。時に繊細で時に大胆な見事なギターのおかげで、コージローくんの楽曲は輝いていました。また、以前打ち上げの席で、小澤さんはみずからのことを『ツッコミ自慢のギタリスト』と言っていたことがあったのですが、まったくもってその通りで、おなじみコージローくんの不穏な、意図のわからない言葉を丁重に拾っては笑いに変え、見事にステージトークとして紡いでいくのです。ウッディさん、ノダさんに続く第3の刺客!じゃなかったツッコミ手あらわる!なのでした。たとえ2人だけのステージだろうとこれならもう安心してコージローくんをまかせられます。次回もまた2人でやるそうですが、小澤さん、コージローくんをよろしくお願いします。
個人的にはただ、ステージ中での三文芝居はやめてください。この日、私はゆっくりお酒と音楽を楽しむはずだったのですが、途中で不意にステージから呼び出され、急きょ飛び入りする羽目になったのです。その際のやり取りが、
小澤さん「アカン、フリーバードのテンポ忘れてしまった…」
コージローくん「えっ!?マジで!?…」
小「ああ、こんな時にパーカッションのチコさんがいてくれたら!」
コ「マジかよぉ……って、アッ!?」
小・コ「…いたああっっ!!!」
というような、もうモンキーフレーバーがプンプンするような芝居だったのです。おそらくほとんどの人が予定調和と思ったことでしょう。実際、一緒に観ていたピアノの恩田さんからも演奏後、
「…おうチコちゃん、なるほどそんな段取りだったんだナ?」
と言われる始末。まったくの誤解です。かといって、こういう時にかたくなに出るのを拒むというのは、その場がシラケるということぐらい私にだってわかりますからやりましたけれどもね。もうまんまと一杯食わされました。いや、実際には何も食べずにお店に行って、駆けつけに空きっ腹にビール状態でしたからけっこういい気分になっており、演奏がどうだったかはわかりませんが。ご来場のみなさまには、そんな状態だったってことでお許し願います。
終演後、コージローくんが、チコさんさっきは突然で、ホンット、スイマセンしたっ!とまったくすまなくなさそうに言うので一瞬ややイラッとしましたが、いやホンット、スンマセンっ、ビール飲んでます?おごりますよ!というのでたちまち許してやり、お言葉に甘えることにしました。やはりワタクシ的には、一杯食わされるより一杯飲まされるほうが好きなようです。
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by cicocico
| 2013-04-27 22:39
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