カゼニマケナイデ
キンキンに冷えた金曜日のパラカフェ、キンキン金パラはシンシアさんのライブでした。今回は3日前に誕生日を迎えたばかりの姐さんのバースデーライブということで、いつも以上にホットに盛り上がり無事に……というわけではありませんでしたが、ある意味無事に終了いたしました。ご来場の皆さま、ありがとうございました。で、何があったのかというとこの日、キーボードの堺さんが出演できなくなってしまったのです。実は堺さんは豪華客船クルージングでの仕事があり数日前から船上のヒトとなっていたのですが、シンガポールあたりでカゼをこじらせてしまったとかで、その仕事を終えて前日に日本に帰った時には相当ツラい状態で、演奏できる状況ではなくなってしまったというのです。そこで急きょトラ(代役)をつとめてくれたのが西村和彦さん。シンシアさんやオーナーの滝ともはるさんともお知り合いだそうで、と言ってもウン十年ぶりなんだそうですが、急な話しにもかかわらず駆けつけてくれたのです。状況が状況ですから、事前に決まっていたバースデーライブ用のメニューを大幅に変更し、なるべく西村さんにも負担のないようにと、メジャーどころの曲を中心に選んでいったのですが、西村さんは元々クラシック出身でそれからジャズに進んでいったそうで、洋楽の、特にロック系やディスコ系のものはあまり接点がなかったんだとか。やはり人によってそれぞれスタンダードやメジャーどころって違うんですよね。それでも音源を聴いたり「ちょっといつもの感じで弾いてもらえますか?」と吉澤さんに演奏してもらい、時間がない中素早くコードを拾ったり尺をとってはメモしていき、おかげでいつも通りの、とはまた違ったものの、決して遜色ないステージをお送りすることができたのです。西村さん、いつもとハタケが違って大変だったと思いますがホントにありがとうございました。ちなみに姐さんはといえば、そんな不測の事態にもめげず、いつも通りに歌い、いつも通りのトークで、いつも通りの盛り上がりでした。お店で顔を合わした時から開口一番、
「今日はアタシは飲むから!あとはヨロシク!!」
と言い放ち、実際1部ではメインで歌ったのは2曲だけでしたもの。なんか、さすがです。あとは吉澤さんと、なんと滝さんまでが歌ってくれたのです。吉澤さん、今回に限ったことではありませんが、アザッす。フフ。そして滝さん。超久しぶりに生で『南回帰線』聴けたぉ!ワーイ!おまけに『冬の稲妻』も歌っていただいて、ココロ密かにガッツポーズしたアリスファンのワタクシです。お客さまもとても喜んでいらっしゃいました。その勢いに乗って2部はまたダンサボー。どこかちょっとオサレな感じもするダンサボーでもって、大いに盛りあがったのでありました。皆さまありがとうございました。西村さん、お疲れさまでした。それから堺さんどうぞお大事に。しっかり養生してくださいね。カゼがはやっておりますので、どちら様もくれぐれも体調管理にはお気をつけください。ね。
by cicocico
| 2018-01-28 23:14
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