節目の腰
8月最後の日曜日。ワタクシにとって恒例の夏の発表会が今年も終了いたしました。ちょうど昨年の今頃に次回は30周年だなんて話しを書いたんですが、正しくは30回目なんだそうでした。最初の頃は会場などの関係もあって冬にやった時期もあり、今のような毎年8月にというペースになったのは数年たってからということで。まあでもほぼ30年ほぼ平成と同じってことでひとつの節目ではございます。演奏の前にはちっちゃな生徒さんがはじめのことばとして「今日はこの発表会の30回目の誕生日です!」と言っていたのになるほどと感心していたワタクシです。フフ、かわいかったなあ。そんな節目の今日この頃は節々が痛いわけだなんて言ってたのも昨年のことですが、まるでその後の自分を予言していたかのように、今回ワタクシやらかしてしまいました。ええ久々のビックリ腰です。それもリハーサル初日に。その日倉庫から楽器をひっぱりだそうとした瞬間、ピキッときて、
(!!!…あっ!?…ヤバいヤバい!!!)
と思った時にはすでに遅し。しばらく使っていない太鼓だったので奥の方にあったのを、なんの警戒も注意もなくひっぱりだそうとしたのがいけなかったのです。思ったよりも重かったのに無理に力を入れたのが原因です。思えばこれまた昨年末に洗濯機の排水ホース交換の際、無理な体勢で作業をしたため腰イテテ状態になったばかりだというのにこのていたらく。もう油断以外の何物でもありません。何度ビックリすれば気がすむんだとオノレのオロかさにビックリですわ。歩けないほどひどくはないもののやはり痛くない姿勢を探りさぐりの状態。とはいえ大事な初日に欠席するわけにはいきませんからとりあえず湿布を貼り、やはり昨年末に買ったファルセットで腰を固め、楽器もとりあえず必要最低限のものだけどうにか積み込んで、先生方には申し訳ありませんがかくかくしかじかでと緊急メールを送ってから出発。おなじみのもはや永遠に頑としてバリアブルなスタジオを、この時ほどうらめしく思ったことはありませんでした。が、そんないきなり要介護オヤジとなった私を、事情を知った先生方やスタッフの皆さんが総出でサポートしてくれたおかげで、なんとかリハーサルを行うことができたのです。もう本当に心から感謝です。あらためましてありがとうございました。幸い腰は徐々に回復し、その後のリハや昨日の本番も無事することができました。最後まで気を使っていただいた皆様方、本当にありがとうございました。そして一緒に演奏させていただいた生徒の皆さん、心配おかけしてスイマセンでした。これからオジサン油断しないよう気をつけます。ハイ。
こうして節目の発表会が思いのほか早くファルセットが活躍する場になってしまったワタクシですが、この日はかつてご一緒していた先生やスタッフさんとの再会があったり、卒業された生徒さんが子供と一緒に顔を出してくれたりと、とても楽しく懐かしい1日でもありました。皆さまも体調には気をつけてどうぞ元気な日々をお過ごしください。
(と健康食品のCMっぽい終わり)
いろいろお世話になりました(どちら様も)
by cicocico
| 2017-08-28 14:20
|
Comments(2)