鎌ヶ谷の長い一日〈7〉
さて、ワタクシこうして光田さんのバースデーライブ&パーティーの話しをつづっておりますので一応確認いたしますが、ここでの日付は2月13日ということになります。ひと月以上もたって誕生日お祝いされてもなあとお思いかもしれませんが、まあもう少しだけおつき合いくださいな。と誰にともなく言い訳する私。いやなんとなく。そして話しはようやく夜の部『20th DPLT!!』へ突入するのでありました。
さすが推しメンの光田さんらしく昼の部が30分押してしまったにもかかわらず、お店のスタッフさんや関係者の方々の驚異的な奮闘によりタイムスケジュールは見事にリカバリーされ、夜の部はほぼ定刻に開場。皆さまに感謝です。そして光田さんは入口でお客さまをお出迎え。ひとりひとりに記念のプレゼントをお渡しします。サポートには荒井さん。かつてなら間違いなく私が担っていた役回りですが、ここは若い力に活躍してもらいましょうってことで。ガンバレガンバレ若者よ!う、ゴホゴホ。すまんのう。その間ジイサンは楽屋でちょっとひと息お茶を一杯。と突然歌声が。
♪え〜がお〜を、ま〜も〜り〜たいい〜〜♪
お、なんだなんだ?と思っているとまた、
♪え〜がお〜を、ま〜も〜り〜たいい〜〜♪
その後も何度も何度も流れてくるので見にいくと、声の主は隣の楽屋の奥にいました。そう、加藤さんです。実は『君とふたり』のコーラスパートで僕が歌うところを、当日になって加藤さんにおまかせすることにしたのです。もともと最後のサビ前の同じところを担当してましたのでね。で、真面目な加藤さんですから本番前にまた熱心に練習していたのでした。エラいなあ。そんなところに水を差すようで申し訳ないなあと思いつつ、
「カトさんカトさん。練習中ごめんね。でもあの声が会場に筒抜けかもしれないから、ここ閉めてもいい?」
「アッ!?うっかりしてました!思いきりネタバレでスイマセン!」
とアタマをかく加藤さん。アハハ熱心だねえとドアを閉めて楽屋に戻りました。間もなくW健一さんが戻ってくるとあっという間に開演の時間です。あわただしく着替えを済ませ、今度はパーティーですから気合いを入れることもなく、といって抜くこともなくステージに向かう光田さん。ごあいさつも兼ねてひとしきりしゃべったところでメンバーも入場。ウェルカムドリンクが行き渡ったところで皆さんと一緒にカンパ〜イ!楽しい宴の幕開けにまずは1曲『ヨロコビウタ』を。チェロの優美な旋律があたたかい。この曲もまた例によってデリケートな押したり引いたりの加減が難しくてね。いったん曲がカラダに入ってしまえばいいんですけども。これもはじめのとき光田さんから、
「チコちゃんこれやってるよね?」
と聞かれ、
「いや、初めてだよ、多分」
と答えた私。
「え?でも三田屋さんに来てたでしょう?」
「うん、行ったよ。でも演奏しなかったもん、1曲も」
「あ!そっか司会か!アハハそっかそっかあ」
と2人で爆笑。10年ほど前に兵庫の三田屋本店さんで初お披露目だったこの曲。おいしいハムサラダ食べさせるからというお誘いにホイホイのって同行した私は、シークレット〈ゲスト〉としてライブの司会をまかせられサンダー井上としてその職務をまっとうし、演奏には一切関わらなかったのだ。そんな思い出もあるこの曲が終わると再びハッピーバースデータ〜イム!今度はちゃんと光田さんのお祝い。みんなの歌声が響き、登場した大きなケーキはなんとグランドピアノ型。しかも蓋までついているではありませんか。お店のパティシエさん特製のケーキ。スゴい!もちろんディナー後に皆さんにおすそ分けされました。
おめでとう健一さん
さあそしていよいよディナーのお時間です。光田さんがお好きということでメインディッシュは牛肉の料理にサラダとあのおいしいパン。我々メンバーにも席を用意していただきました。わーい。と同時にここから光田さんのおしゃべりタイムも開始。会場内をウロウロ歩きながら時おり配膳の邪魔になりながらさまよいつつフリートーク。大学で音楽を学びやがて歌の世界を目指そうと思ったときのことや、その歌のデビューが遅かったこと。お友達が音楽の各方面で活躍しているということ。スタレビ時代の頃のことや小田さんのアルバムに参加した時のことなど、ユルユルとでもなかなか貴重なオモシロ話しをとりとめなくしゃべり続ける光田さん。フフ、こういう感じは相変わらずだなあ。そこからやがて質問コーナーに移り、僕が皆さんから寄せられた質問を読むことに。当然のように光田さんのあとについてうろつく私に場内割れんばかりの失笑。歩いただけなのに笑われる男登場。また原因は不明だが質問を読んでいくうちに「まんが日本昔ばなし」風の語り口(市原悦子&常田富士男)になってしまう私を見るや、すかさずピアノでテーマ曲を弾いてサポートする光田さん。図に乗って「家政婦は見た!」の小ネタをはさむ私。そこをキチンと市原悦子つながりだからと突っ込む光田さん。フフ、こういう感じも相変わらずだなあ。さらに様々な質問について答えているようでどれもいつの間にか別の話しになってしまい、途中で戻ってくるものの結局気がつけばいくらも答えていないうちに時間切れでコーナーは終了。ホッホッホ、こういう感じも相変わらずだなあ。続いてマニアックイズ「ザ・ケンイチQ」へ。アシスタントの荒井さんが光田さんにまつわるクイズを読みお客さまは解答用紙に記入していきます。やっぱりこういうのが板についてる荒井さん。そしてなぜか会場内をうろつきだす加藤さん。問題に出てきたロビーの切り絵を見に行ったりお客さんたちの回答をニコニコのぞきに行ったりと妙にウレシそう。フッ…このオトコ、やるナ。どうやら光田さんのファンだというウワサは本当らしいゼ。カワイイわね♡ウフ。そして結果発表。全15問で成績の良かった方から順に色々なプレゼントが贈られました。おめでとうございます。そしてお次はご来場の皆さん全員と2ショット撮影会ってことで我々メンバーはいったん楽屋へ戻ります。途中チラッと見たけどなんかすんごいライトが用意されてたようでした。ホホホ。キレイに撮ってくださいね。
《続く》
さすが推しメンの光田さんらしく昼の部が30分押してしまったにもかかわらず、お店のスタッフさんや関係者の方々の驚異的な奮闘によりタイムスケジュールは見事にリカバリーされ、夜の部はほぼ定刻に開場。皆さまに感謝です。そして光田さんは入口でお客さまをお出迎え。ひとりひとりに記念のプレゼントをお渡しします。サポートには荒井さん。かつてなら間違いなく私が担っていた役回りですが、ここは若い力に活躍してもらいましょうってことで。ガンバレガンバレ若者よ!う、ゴホゴホ。すまんのう。その間ジイサンは楽屋でちょっとひと息お茶を一杯。と突然歌声が。
♪え〜がお〜を、ま〜も〜り〜たいい〜〜♪
お、なんだなんだ?と思っているとまた、
♪え〜がお〜を、ま〜も〜り〜たいい〜〜♪
その後も何度も何度も流れてくるので見にいくと、声の主は隣の楽屋の奥にいました。そう、加藤さんです。実は『君とふたり』のコーラスパートで僕が歌うところを、当日になって加藤さんにおまかせすることにしたのです。もともと最後のサビ前の同じところを担当してましたのでね。で、真面目な加藤さんですから本番前にまた熱心に練習していたのでした。エラいなあ。そんなところに水を差すようで申し訳ないなあと思いつつ、
「カトさんカトさん。練習中ごめんね。でもあの声が会場に筒抜けかもしれないから、ここ閉めてもいい?」
「アッ!?うっかりしてました!思いきりネタバレでスイマセン!」
とアタマをかく加藤さん。アハハ熱心だねえとドアを閉めて楽屋に戻りました。間もなくW健一さんが戻ってくるとあっという間に開演の時間です。あわただしく着替えを済ませ、今度はパーティーですから気合いを入れることもなく、といって抜くこともなくステージに向かう光田さん。ごあいさつも兼ねてひとしきりしゃべったところでメンバーも入場。ウェルカムドリンクが行き渡ったところで皆さんと一緒にカンパ〜イ!楽しい宴の幕開けにまずは1曲『ヨロコビウタ』を。チェロの優美な旋律があたたかい。この曲もまた例によってデリケートな押したり引いたりの加減が難しくてね。いったん曲がカラダに入ってしまえばいいんですけども。これもはじめのとき光田さんから、
「チコちゃんこれやってるよね?」
と聞かれ、
「いや、初めてだよ、多分」
と答えた私。
「え?でも三田屋さんに来てたでしょう?」
「うん、行ったよ。でも演奏しなかったもん、1曲も」
「あ!そっか司会か!アハハそっかそっかあ」
と2人で爆笑。10年ほど前に兵庫の三田屋本店さんで初お披露目だったこの曲。おいしいハムサラダ食べさせるからというお誘いにホイホイのって同行した私は、シークレット〈ゲスト〉としてライブの司会をまかせられサンダー井上としてその職務をまっとうし、演奏には一切関わらなかったのだ。そんな思い出もあるこの曲が終わると再びハッピーバースデータ〜イム!今度はちゃんと光田さんのお祝い。みんなの歌声が響き、登場した大きなケーキはなんとグランドピアノ型。しかも蓋までついているではありませんか。お店のパティシエさん特製のケーキ。スゴい!もちろんディナー後に皆さんにおすそ分けされました。
おめでとう健一さん
さあそしていよいよディナーのお時間です。光田さんがお好きということでメインディッシュは牛肉の料理にサラダとあのおいしいパン。我々メンバーにも席を用意していただきました。わーい。と同時にここから光田さんのおしゃべりタイムも開始。会場内をウロウロ歩きながら時おり配膳の邪魔になりながらさまよいつつフリートーク。大学で音楽を学びやがて歌の世界を目指そうと思ったときのことや、その歌のデビューが遅かったこと。お友達が音楽の各方面で活躍しているということ。スタレビ時代の頃のことや小田さんのアルバムに参加した時のことなど、ユルユルとでもなかなか貴重なオモシロ話しをとりとめなくしゃべり続ける光田さん。フフ、こういう感じは相変わらずだなあ。そこからやがて質問コーナーに移り、僕が皆さんから寄せられた質問を読むことに。当然のように光田さんのあとについてうろつく私に場内割れんばかりの失笑。歩いただけなのに笑われる男登場。また原因は不明だが質問を読んでいくうちに「まんが日本昔ばなし」風の語り口(市原悦子&常田富士男)になってしまう私を見るや、すかさずピアノでテーマ曲を弾いてサポートする光田さん。図に乗って「家政婦は見た!」の小ネタをはさむ私。そこをキチンと市原悦子つながりだからと突っ込む光田さん。フフ、こういう感じも相変わらずだなあ。さらに様々な質問について答えているようでどれもいつの間にか別の話しになってしまい、途中で戻ってくるものの結局気がつけばいくらも答えていないうちに時間切れでコーナーは終了。ホッホッホ、こういう感じも相変わらずだなあ。続いてマニアックイズ「ザ・ケンイチQ」へ。アシスタントの荒井さんが光田さんにまつわるクイズを読みお客さまは解答用紙に記入していきます。やっぱりこういうのが板についてる荒井さん。そしてなぜか会場内をうろつきだす加藤さん。問題に出てきたロビーの切り絵を見に行ったりお客さんたちの回答をニコニコのぞきに行ったりと妙にウレシそう。フッ…このオトコ、やるナ。どうやら光田さんのファンだというウワサは本当らしいゼ。カワイイわね♡ウフ。そして結果発表。全15問で成績の良かった方から順に色々なプレゼントが贈られました。おめでとうございます。そしてお次はご来場の皆さん全員と2ショット撮影会ってことで我々メンバーはいったん楽屋へ戻ります。途中チラッと見たけどなんかすんごいライトが用意されてたようでした。ホホホ。キレイに撮ってくださいね。
《続く》
by cicocico
| 2016-03-26 17:52
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Comments(2)
Commented
by
更夜
at 2016-03-27 23:02
x
cicoさん、こんばんは~。
いよいよ、夜の部ですねぇ。
私たちには見えてない、皆様の様子も
知ることができて、嬉しいです~。
おしゃべりにディナー、いろいろ楽しかったなぁ。
クイズの成績、だめでした~。
まだまだ勉強が足りません。
写真?聞かないでください。。。
続き、楽しみにしています♪
コメント削除犯人、私です。
迷惑だったりするかなーと思って消しました。
かえって心配かけました。ごめんなさい。
いよいよ、夜の部ですねぇ。
私たちには見えてない、皆様の様子も
知ることができて、嬉しいです~。
おしゃべりにディナー、いろいろ楽しかったなぁ。
クイズの成績、だめでした~。
まだまだ勉強が足りません。
写真?聞かないでください。。。
続き、楽しみにしています♪
コメント削除犯人、私です。
迷惑だったりするかなーと思って消しました。
かえって心配かけました。ごめんなさい。
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by
cicocico at 2016-03-28 00:08
>更夜さん
いや〜んビックリ!
肝臓が止まるかと思いましたよ(←それは飲み過ぎ)。
真性バカを回避できたところで、物語もいよいよクライマックス(というほどでもない)。
決着をつけてやるぜ!(←だから何のだ)
いや〜んビックリ!
肝臓が止まるかと思いましたよ(←それは飲み過ぎ)。
真性バカを回避できたところで、物語もいよいよクライマックス(というほどでもない)。
決着をつけてやるぜ!(←だから何のだ)