おまけの言い訳
昨年の夏ネコライブでもお伝えしましたが、メンバー紹介時における伊集さんの不意のフリにはさらなる注意が必要だと、あれほど警戒していたにもかかわらず、今年もやられてしまいました。昭和歌謡メドレーのあと、ニコニコしながら近づいてきた伊集さんが、髪をかきあげる仕草をしながら、
「ホラ、やってくれるんでしょ?アノ人を。ホラ」
と迫ってきました。この時要求されたのは金八先生のものマネ。
(!!…クッ!また!?しかもそっちなのか!…)
しかし私は心の中で唇を噛んでいることをおくびにも出さず、
「どうする?お前たち…」
「暮でぇ〜なずう〜ぶ町のお〜」
「人とぉ言う字はぁ人とぉ人がぁ支え合ってぇ…」
と、ひとしきりやりきりましたが、その時客席に、ああなるほど武田鉄矢ねえ、うんわかるわかる、まあわかる…けど、なんで今そのマネ…?という微妙な空気が、例えるなら僕らの僕らのリーダーのステージトークの後のような微妙な空気が広がっていったことを、私は見逃しませんでした。
(ああ、やっぱり…。そりゃそうだろうなぁ……)
そこで、ことの成り行きを説明させてもらいますと、今回のメドレーで岩崎宏美の『ロマンス』を担当したピアノの京子ちゃんが、当初はウィッグをつけて歌う予定だったのです。そうして歌い終えたところで私にそのウィッグを放り投げ、私が『私の彼は左きき』のところで、とってつけたようにそれを被って歌うという演出だったのです。その一連のリハの時に、私がウィッグをつけて金八風に「このぉバカチンがぁ」とやったのを伊集さんは覚えていらっしゃったのでしょう。ただそれは本番でウィッグを着用していればこそ成立するオチだったのですが、しかしリハを重ねた結果、脱着が時間的にもキビシいことがわかり、ウィッグはNGになってしまったのです。そうした中、またよりによって散髪したばかりで短髪だった私がいくら力を込めて「このぉバカチンがぁ」とやったところで、お客さまがキョトンとするのも当然だったといえましょう。私としては今年もまた不意に森進一を振られるのではと警戒し、もしそうなった場合、大滝詠一さんを偲んで『夢で逢えたら』を演奏したことからも「ふうぅ〜ゆのおぉ〜〜るいびぃ〜えらあ〜〜ぁ」とやるしかない!と考え、実際リハでもチラッと伊集さんにそんな振りをしたりコッソリそなえておいたのですが…。
金八っあんきちゃったよぉ…。
…という言い訳でした、ハイ。
「ホラ、やってくれるんでしょ?アノ人を。ホラ」
と迫ってきました。この時要求されたのは金八先生のものマネ。
(!!…クッ!また!?しかもそっちなのか!…)
しかし私は心の中で唇を噛んでいることをおくびにも出さず、
「どうする?お前たち…」
「暮でぇ〜なずう〜ぶ町のお〜」
「人とぉ言う字はぁ人とぉ人がぁ支え合ってぇ…」
と、ひとしきりやりきりましたが、その時客席に、ああなるほど武田鉄矢ねえ、うんわかるわかる、まあわかる…けど、なんで今そのマネ…?という微妙な空気が、例えるなら僕らの僕らのリーダーのステージトークの後のような微妙な空気が広がっていったことを、私は見逃しませんでした。
(ああ、やっぱり…。そりゃそうだろうなぁ……)
そこで、ことの成り行きを説明させてもらいますと、今回のメドレーで岩崎宏美の『ロマンス』を担当したピアノの京子ちゃんが、当初はウィッグをつけて歌う予定だったのです。そうして歌い終えたところで私にそのウィッグを放り投げ、私が『私の彼は左きき』のところで、とってつけたようにそれを被って歌うという演出だったのです。その一連のリハの時に、私がウィッグをつけて金八風に「このぉバカチンがぁ」とやったのを伊集さんは覚えていらっしゃったのでしょう。ただそれは本番でウィッグを着用していればこそ成立するオチだったのですが、しかしリハを重ねた結果、脱着が時間的にもキビシいことがわかり、ウィッグはNGになってしまったのです。そうした中、またよりによって散髪したばかりで短髪だった私がいくら力を込めて「このぉバカチンがぁ」とやったところで、お客さまがキョトンとするのも当然だったといえましょう。私としては今年もまた不意に森進一を振られるのではと警戒し、もしそうなった場合、大滝詠一さんを偲んで『夢で逢えたら』を演奏したことからも「ふうぅ〜ゆのおぉ〜〜るいびぃ〜えらあ〜〜ぁ」とやるしかない!と考え、実際リハでもチラッと伊集さんにそんな振りをしたりコッソリそなえておいたのですが…。
金八っあんきちゃったよぉ…。
…という言い訳でした、ハイ。
by cicocico
| 2014-07-29 01:17
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