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★歯と変装が自慢のPer奏者・Cicoが綴る駄文。多分。
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セレブな旅仕事をゆるやかに振り返る(8)

【9月24日 終日航海】
今朝は8時半くらいにレストランに行くと、おっとまだ混んでいます。

(そっか、今日は島を離れて朝のイベントやツアーがないからだな、そっかそっか…)

と、ひとり合点して11デッキのラウンジでモーニングコーヒーなんか飲んじゃったりしてオサレに時間をつぶします。窓に広がる大海原には時おりトビウオが低く長く滑空していきます。

(フッ…。フジヤマのトビウオ、か…)

と、あまり意味のないことをつぶやいちゃったりしてオサレに時間をつぶすことしばし。ビュッフェの朝食をとったあとは再びラウンジで今度はアイスココアなんぞを注文。椎名さんはお茶。コーヒー好きの恩田さんは新聞を広げてゆったりと食後のひととき。

「そういえば吉澤くんが見えないけど?…」

と椎名さん。

「和食のほうじゃないスかね?まだ食べてないって言ってましたから」

と私。そんなやりとりをしていると当の吉澤さんがフラッとあらわれ、

「あ、おはようございますイヤ今洗濯してたんですよハハハハ今ならランドリーすいてると思ってねハハハ思った通りすいてて今もう乾燥機まわしてきましたよウンあとこれからスパ行ってこようかとエエ旅も終わりが近いしやり残したことがないようにってウンウン」

そう言い残して去っていきました。そんな背中に思わず顔を見合わせて笑ってしまった椎名さんと私であります。その後はるかにかすむ須美寿島を眺めたところで、さてもうひと仕事残ってるぞ〜と席を立ったのでした。

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 これがメインです。

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 最大のヤマ場も迫っていた。

14時過ぎにはギャラクシーラウンジでのリハを終えて部屋で一息入れていると、青ヶ島が見えるという船内アナウンスが。そこであわててデッキに出てみると大海原に浮かぶ島の姿が。

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(おお〜…島だぁ…)

と当たり前の感想をもらす私。いろんな旅行記や紀行文でしか知らなかったこの島で、私がもっとも気になっていたものといえばやはり青酎です。いわゆる島酒ですが、なにしろこういう場所ですしほぼ手作りということもあって、本土ではなかなかお目にかかれません。いつか機会があったらぜひ試してみたいとその味を想像していた私にとって、その生まれ故郷を実際に見ることができただけでも大変うれしかったのです。さて、ステージのある日は夕方に軽い食事をルームサービスしてくれるのですが、ツアマネのAさんがカフェの軽食もけっこういけますよというので、みんなで行ってみると、ラーメンにハンバーガー、それにたこ焼きまであります。そこで椎名さんと私はラーメン。吉澤さんはハンバーガーをチョイス。僕はちょっと食べ過ぎでというAさんはいきなりアイスクリームです。フレンチと和食の日々だったので久しぶりの中華が胃袋にしみます。吉澤さんも満足そうにハンバーガーをほおばっています。そこへ恩田さんが戻ってきました。

「おぅチコちゃん、なに食ってんだ?マジでョ…」

旅先では基本マイペースをつらぬくと言っていた恩田さんは、まだそれほど腹へってねえからと1人コーヒーに行っていたのです。

「あ、ラーメンっす。ウマいっすよ」

「…らあめんかァ…」

「アラ、でもおいしいわよ〜」

と言う椎名さん。なかなか決めかねる恩田さんに吉澤さんも、

「このハンバーガーもけっこうイケますよウンウンイケますイケます」

「…はんばあがあはなァ……」

そこでどうせならたこ焼きいってほしいなあと思い、たこ焼きもありますよたこ焼きどうすか?と言ってみたところ、

「イヤ、それはねェ」

と即座に断られてしまいました。残念!結局、恩田さんはラーメンを、僕らはしっかりデザートにアイスクリームまで食べてしまいました。いやおいしかったです。ごちそうさまでした。それから部屋で本番の準備と、ぼちぼち帰りの支度もしなければなりません。広げてしまった荷物やお土産、もう着ない衣類などをバックに詰めていきます。と、ふと携帯に目をやると、おお!なんとアンテナマークが立っているじゃありませんか!それもバリ3(絶滅危惧語)。そこで窓からのぞいてみるとそこには八丈島の姿が。

(おお〜…島だぁ…)

と当たり前の感想をもらす私。今回はなんだかやたらと島で感動島倉千代子の私ですが、もしかしたら一生見ることができなかった島ばかりなのですからそれも仕方ないのです。しかしもうすぐ本番。私はあわただしく感動すると、イソイソと会場に向かったのでした。

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 左手奥には八丈小島も。
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by cicocico | 2014-10-31 22:32 | Comments(1)

セレブな旅仕事をゆるやかに振り返る(7)

【9月23日 17:00 父島出港】其の弐
釣浜で心の底からボーッとした我々はまた森の中の急坂をエッチラオッチラ上っていきます。できれば缶ビールでも片手にもっと眺めていたかったという恩田さんのつぶやきに、イヤでも飲んじゃったらもうここ上るの無理ですよ一生浜で暮らすことになりますよハハハハ、と吉澤さんからツッコミが入ります。何気に思いのほか過酷だった山道をようやく抜けて街に帰ることにします。やはり昨日見おろした二見漁港を横目に湾岸通りをスイスイ。そしてせっかく小笠原に来たんだからと昼食は島寿司をいただくことにしました。実は昨日、飛鳥Ⅱの夕食でも供されおいしかったのですが、上品だったそれに比べさすが地元でしょうか、洋ガラシもしっかりきいていて大変おいしゅうございました。ついでに注文したカメ刺しもクセのないお味でおいしくいただきました。本当なら島に泊まってこういうところで島酒をチビチビやりてえよなァ、という恩田さんに一同深く深くうなずいたのでありました。いやごちそうさまでした。

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さて、港で椎名さんたちと合流し、お土産物など買い込んで船に戻ることに。なんかもうあっという間だったなあ…というつぶやきが誰からともなく漏れてきます。遊びじゃなくて仕事で来たんですけども。そうして後ろ髪引かれつつ父島を離れた一同は再び船上の人となりました。やがて出港の時が近づきます。セイルアウェイパーティーが開かれるというので早めにデッキへ出てみると、もうすでにたくさんのお客さまがグラスを手に手に語らっていました。

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 すでにロープもはずされて。ブイブイ。じゃなくてバイバイ。

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 なぜか演歌が流れていた。

ふと椎名さんを見つけたので、僕らもグラスを片手に比較的すいていた船の後部に移動しました。ほどなく大きな汽笛を合図に飛鳥Ⅱをゆっくりゆっくり動き出します。一艘のタグボートが最後まで方向転換のお手伝い。そうしてあの有名なお見送りの風景へ。手を振りながら並走する地元の漁船やクルーザー。そしていってらっしゃい!のかけ声とともに海へダイブする時にはデッキから大歓声があがりました。

(やっべぇ…目から汗が出てきやがる……)

そんなカッコをつけるヒマもなく、素直に椎名さんと2人でウルウルしていたオヤジでありました。テレビなどで見て知ってはいたものの、実際にそんなシーンを目の当たりにするとやっぱり感極まるものです。それに個人的にはちょっと伏線がありまして、先ほどの作業を終えたタグボートだけは並走せずにその場で見送っていたのですが、飛鳥Ⅱがちょうど二見湾から出たところで不意に甲高い汽笛を鳴らすと、きびすを返して港へ戻っていったのです。それはまるで我が子の旅立ちの無事を見届けた母親のようでした。ってあ、ここは父島なんだから父親でしたか。どうでもいいすか。ともかくそんな姿にグッときて汽笛も切なく胸に突き刺さっちゃったもんだから、それでもうココロのダムはいっぱいいっぱいだったのです。ウルウルですんでよかったぉ…。
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by cicocico | 2014-10-26 01:38 | Comments(1)

お知らせ

椎名恵
X'mas live "Grace-note"

2014/12/22(月)【終了いたしました】
東京・芝 ザ・プリンス・パークタワー東京 MelodyLine
TEL:03-5400-1153
東京都港区芝公園4-8-1
開場18:30 開演1st 19:30~  2nd 20:30~
チャージ:¥5,500(+オーダー)
※全席自由
★10/25(土)より予約受付開始★
電話受付・お問合せ:03-5400-1153 (平日16:00-20:00)

椎名恵(Vo)、
恩田直幸(Pf)、吉澤秀人(Gt)、井上“Cico”浩一(Per)
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by cicocico | 2014-10-23 01:33 | Comments(0)

セレブな旅仕事をゆるやかに振り返る(6)

【9月23日 17:00 父島出港】其の壱
ハイ、今日も本当に申し訳ないくらいに晴れた空の下、一同再び父島へ。岸壁ではスチールパンの演奏で南国ムード全開の歓迎を受けて、レンタサイクル屋さんに向かいます。私の人生における電動アシスト自転車初体験が、まさか小笠原になるとは夢にも思いませんでしたわ。いやあ不思議な感慨がありましたよ。乗車前にまず係のお兄さんがスイッチや乗り方の説明をしてくれます。ペダルに力を入れるとアシストでスイーッと進んでいっちゃって転んじゃうのでケンケン乗りはしないで、必ずサドルにまたがってからこいでくださいね、と注意を受けました。ハーイ!と素直にうなづく一同。では安全運転でいってらしゃ〜いと見送られ、いよいよ街へ出ます。

「うおっ!?スッゲェ!ホントに軽いッス!!」

初めての電チャリに感動の声をあげる私。いやぁいいなあ電チャリ。スイスイ走るんだもの。聞けば最近のモデルだともっとアシスト力があるというし、いいなあ欲しくなっちゃったなあ…とブツブツ言う私を尻目に、みんなも軽快にペダルをこいでいきます。目指すは夕陽が美しいという三日月山展望台。残念ながら夕陽の頃には船の上ですが、港から徒歩で30分ってことなのでチャリンコなら10分か15分だろうってことで行ってみることになったのです。湾岸通りを右に折れ上り坂になると電チャリがいよいよその威力を発揮。うーん、本当に立ちこぎしないでも進んでいくんだなあと感心していると、道は徐々に険しさを増してきました。さすがに電チャリでもけっこう足にきます。しかしそんな私や椎名さんを置いて、恩田さんと吉澤さんはグイグイとペダルを踏み続けあっという間に見えなくなってしまいました。昨日からガッツあるなあ2人とも。

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 トロピ〜カルなお出迎え。

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 道は険しくなってきた。

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 それでも着実に登っていく。

こうしてたどり着いた先にはイヤハヤ実に素晴らしい景色が。風に吹かれながらなかばボーゼンとその美しい広がりに目を奪われてしまいました。

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 夕陽じゃなくても充分美しかった。

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 なぜか侍の背中がよく登場する。

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 気分も態度も大きくなった人。

雄大な景色の中でしばし。思い思いにカッコつけて過ごした後、我々オヤジバンドの3人はのんびり行くわ〜という椎名さんといったん別れ、別行動をとることになりました。

「せっかくあしすと借りたんだからョ、できるだけ利用しねェ手はねぇだろ?マジでョ…」

と言う恩田さんの言葉で、昨日見た二見港とは反対側の海に行くことになりました。目指すは宮之浜。事前に調べておいてくれたのです。椎名さんたちとはあとで港でおちあうことにして早速走り出します。今度は下りですから何もせずとも電チャリは軽快に風を切っていきます。しかしそれにしても恩田さんも吉澤さんも速い!速すぎですよ!せっかくだからと華麗な写真のひとつも撮る間もなくどんどん遠ざかる背中。カーブを2つ抜けた頃には完全に見えなくなってしまいました。お〜い2人とも〜、そんなに急いでどこ行くんだよ〜〜〜って宮之浜だけど。

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 アタシゃゆっくり。飛鳥を眺めつつ。

ようやく湾岸通りで追いついて再び3人で走り出します。が、やっぱりどうも2人は僕より進み方が速く、下りはもちろんのこと上りでもけっこうグイグイと突き進んでいくのです。

(…まぁ、いっか。場所はわかってるんだし…)

と、それぞれのマイペースで行くことにしました。そうしてひと足先に自転車を止め僕を待ちうける2人に、もうみんな速いッスよ〜、写真も撮れないじゃないですか〜、というと、

「わりィなチコちゃん、オレと吉澤君はョ、ロードバイクの経験があるからョ、つい攻めてっちゃうんだよナ、おぅ、マジでョ」

「ハハハそうそうそうなんですよチコさん今もコーナーで思わずインから差してやろうかと思いましたよハハハハ」

という答えが。うーむ…何気に意外にスポーツマンお二方なのでした。

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 実は走り屋だった男たち。

そして宮之浜。静かな入り江は抜群の透明度で見るとあちこちで小さな魚たちが泳いでいます。

「アッ!?ホラホラ青い魚がいますよホラすぐそこに青いサカナですよホラホライヤ青いなあ」

と指さす吉澤さん。海の色に染まったかのような鮮やかなブルーがホントに波打ち際のすぐそこをのんびり泳いでいました。さらに我々は、サンゴと海がいいらしいんだョマジでョ、という恩田さんに従ってお隣の釣浜へ。今回の飛鳥Ⅱが決まってからことあるごとに、まあ確かに自由時間はたくさんあるかも知れねえけど、基本遊びじゃなくて仕事だからナ、そこははき違えちゃいけねえゾ、と言ってた恩田さんが、なんだかんだいって今回一番熱心に下調べをし一番熱心に楽しんでいるようでした。フフ、アツいヒトだなあ。さて釣浜へは自転車を置いて駐車場から300mほど遊歩道を下るのですが、これが結構な崖を降りていく感じでしかもまわりを木々に囲まれて山深い感じで、ようやく波の音が聞こえてきてからもなかなか海が見えてきません。ちょっと不安になってきた頃にようやくそしていきなり浜に出ました。

「ふおおぉ………」

飛び込んできた景色に思わずうなるオヤジたち。穏やかな宮之浜とは違ってここは海がザワザワ動いている感じがしました。あとから知ったのですが、向こうに見えたのは兄島で、間のこの海は兄島瀬戸と呼ばれ潮の流れが速いんだそうです。なるほどでありました。

「ここはョ、こうしていくらでもボーッとしていられるよなァ…おぅ、マジでよォ…」

という言葉に激しく納得し、本当にそのままそこでしばらくボーッとしていた我々でした。

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by cicocico | 2014-10-22 15:55 | Comments(1)

情熱の赤、余韻の白

 数日前、ある一定の年齢以上の方が対象の健康診断を受けてきました。そこで胃のレントゲン検査を受けたイノウエさんですが、毎度のこととはいえ発泡剤によるローンじゃなかったゲップを抑えるのはシンドイですねえ。

(ウウ……もういっそスッキリさせてそのまま帰っちゃおうか…ウウ…)

そんな自問自答をくり返しながらもバリウム飲んでグルグルされて無事検査を終えたわけですが、帰りには例によってなるべく早めに服用してください水分も多めにとって、と下剤を渡されました。言いつけを守ってすぐ2錠。お水もグビグビ。利き方には個人差があるんでしょうが、僕の場合はフツーというか、間もなく下り特急発車します、次は終点まで停まりませんのでご注意ください。ウッヒャー!というようなことはなく、しばらくしてから穏やかにお呼びがかかってまあ2、3回ほどで無事作業を終えました。翌日、朝のおつとめにでるとおうまだ昨日の余韻が残っていましたが、ここでもしっかり作業を終えてさて出勤。ところが2時間ほど車を走らせているうちにどうもお腹に違和感が。

(…ん?あれ…?)

どうやら遠くの方から軽〜くお呼びがかかっているようでした。それでも会場までの残り時間から緊急性はないと判断し、ラジオから爽やかな音楽を流したりあまり本屋のこととか考えないようにして無事に到着したのですが、楽器を搬入し車を駐車場に移動中に不意に穏やかながらもやや強引なお呼びが。パッと見いい笑顔だけれど目がコワいみたいな。

(ウ…これはマジだ…)

と判断した私は素直に指示にしたがうことにして、駐車場に停めた後急ぎ足で小部屋に向かい無事作業を終えたのですがおうそこにはまだ昨日の余韻が残っているのです。

(ウーン…これは…)

などと余計なことをつぶやきつつも、きちんと作業を終えたことに満足し清々しくその場を後にしました。そしてセッティングからリハーサルを済ませお弁当を食べ終える頃、またまたどこかから私を呼ぶ声がするではありませんか。

(ウーン…こしゃくなマネを…)

などと余計なことをつぶやきつつも、まだだいぶ距離はあるようだとはいえ本番も近いことだし演奏中に万一のことがあってはいけないので、やはりここでもう一度作業場へ行っておくことにしました。するとやはりお腹も素直に反応してきたのです。そこでもう念には念を入れて丁寧な作業を心がけました。するとさすがにもう本体こそなかったものの、やはり余韻だけはゆるやかに漂っておりました。ケツ論じゃなかった結論から言いますと、このあと特に何か非常事態が発生するということもなく、無事に本番を終了することはできたのですが、清々しさと一抹の不安を抱えながらステージにたっていたこの日の私でありました。



てなことを、爽やかな秋の朝に。



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白を呼ぶ赤
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by cicocico | 2014-10-18 09:33 | Comments(0)

セレブな旅仕事をゆるやかに振り返る(5)

【9月22日 07:00 父島入港】其の弐
華麗なる昼食の後はまたブラブラ。港のそばの公園を抜けるときれいな海岸がありました。その向こうに見える飛鳥Ⅱの姿は、なんというか北欧フィヨルドなどに停泊している豪華客船のイメージにも重なって、なんともいいたたずまいに思えました。

「キャーーッ!!」

そんな平和な風景を打ち消すような突然の悲鳴。いったい何ごとか!?と目をやると、なんと椎名さんが半分水没しかかっているじゃありませんか!ありゃりゃりゃ。どうしたんですかとワケを聞くと、せっかくのきれいな海だからと裸足でチャパチャパやっているうちに、不意に大きな波がきて靴がさらわれてしまい、あわてて追いかけたものの捕まえた時にはグッショリということでした、ウフフ。椎名さんたらもう、おたわむれなんだから。

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 美しい海を見ていた午後。

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 靴も見ていた午後。そして青春の影。
(というかご本人の影)

それにしてもホントに暑い。でも帰船までまだ少し時間があったので、靴を乾かしながら一休みしてるという椎名さんたちと別れて、僕と恩田さんはすぐ近くの大神山神社へ参拝することにしました。長い階段を上ると赤いおやしろがありましたが、同行していたツアマネのAさんが、

「あ!この上に展望台がありますよ。すぐそこです」

と言うのです。見ると確かにメイン展望台まであと数十メートルという矢印が出ていました。じゃあせっかくだから行きましょうということになり、汗を拭きながら上っていくと二見港を見下ろせる展望台に出ました。ああいい眺めだねえと言う間もなく、今度は僕があるものを見つけてしまいました。

「あれ?この先に山頂展望台ってのがあるみたいですよ」

先ほどと同様、そこには山頂展望台まであと数十メートルという矢印が。かなり汗だくになっていた我々ですが、どうせなら少しでも景色のいいところに行こうということで、再び上り始めました。途中に小さなトンネルがあったりする不思議な道を汗を拭き拭き上っていくと、おおここは港だけでなく、大村地区の町並みや島の反対側の海までが望めるではありませんか。いや暑かったけど頑張ってよかったですねえと言ってるうちに、またまた気になる案内を発見します。

「…あのぉ…、なんか、この先にパノラマ展望台があるって……」

「おぅチコちゃん、マジかョ…」

しかし、僕が控えめに指さす先には、確かにパノラマ展望台まで100メートル余りの表示が。なんだココは?いったいいくつ展望台があるんだ?メインと山頂とパノラマの違いってなんなんだ??といういくつもの疑問が浮かびましたが、時計を確認しみんなで協議の結果、ここまで来たんだからもうトコトン行くかということになり、三たび我々は歩き出したのです。尾根伝いに上り下りをくり返しついに終点パノラマ展望台に到着しました。ここからは周囲をぐるりと見渡すことができ、さらに港の奥までがよく見えてまさしくパノラマ展望台でした。

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「ヒャ〜ッ…あっちぃ〜っ!でもいい風吹いてますねえ…」

「ホントにいい風ですねぇ。それにいい眺めだ」

「やっぱり来てよかったよなァ。おぅ、マジでョ」

こうして我々はその美しい風景に充分堪能し、帰りには神社に手を合わせてから港で椎名さんと合流しました。ちなみに吉澤さんは通り沿いのスーパーや農協の直売所を見て回ったそうで、

「エエまあ普通に面白かったですよウンウンめずらしい焼酎とか置いてあったしいわゆる島酒ですかねハハハあとビールなんかもそんなに高くなかったですよハイだもんで部屋飲み用に1本買っちゃいましたよハハハハ」

と満足そうでした。そして16時過ぎのボートで船に戻った我々ですが、夕食の時間まではまだだいぶ間があります。すると椎名さんが、確か後方のデッキに卓球台があったと言うのです。え?表にですか?卓球は普通屋内でやるものじゃ…、と一同半信半疑でしたが、でも間違いなく見たけどなあという椎名さんに、おぅわかったョ、じゃとりあえず卓球大会だ、浴衣じゃねえけどナ。という恩田さんのひと言で、とりあえずシャワーを浴びてから後方デッキに集合することになりました。父島でのいい汗を流してサッパリしてから6デッキのスポーツエリアに行ってみると、おお、確かに2台の卓球台が!意外にお上手な椎名さんにくらべ、少なくとも十数年以上はラケットを握ったことのない私は大苦戦。始めは相手コートに打ち返すのもままならず、うわっ!すいません!うわっ!すいません!を連発。やがて恩田さんと吉澤さんもやってきたのでみんなで組み合わせを替えながら打ち合います。こういうものは徐々にヒートアップしていくもので、いつしか椎名さんと恩田さんのガチンコ対決に発展。聞けば恩田さんも若かりし頃、かなりやり込んでいた時期があるんだとか。慣れてくるにつれワーワーキャーキャー激しく打ち合うオトナたちの隣で、チコさん僕らは仲良くやりますかウン卓球はやっぱりラリーですよラリー続けましょうハハハハ、と吉澤さんと私は真剣ながらも穏やかに卓球をエンジョイしました。と、不意にイテテ…と太腿を押さえる恩田さん。

「やべェ、今日はここまでにするワ、マジでョ」

なんでも卓球に打ち込んでいた当時、肉離れをおこしたことがあるそうです。大丈夫ですか?ピアノ弾けるの?そこまで真剣にやらなくても…と心配する我々の声に、イヤ大丈夫だ問題ねえ、ただこれ以上はやめとく、と恩田さん。アツいピアノ侍の矜持はこんなところでも健在なのでした。

「チコちゃんョ、15の時の気持ちは戻ってきてもヨ、身体は戻ってこねえなァ…おぅ、マジでョ」

「もう恩田さんてば、旅の前にオレたちは仕事に行くんだからナってみんなに散々言ってたじゃないですかぁ。本末転倒ですよもう…気をつけてくださいよぉホントに」

苦笑いする恩田さんでしたが僕らもまた、せっかく浴びたシャワーが無駄になるほど大汗をかいてしまったのでした。イヤハヤ、熱中時代オヤジ編でありました。

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 戦い済んで、日が暮れて。
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by cicocico | 2014-10-14 23:03 | Comments(1)

お知らせ

Breath-talk

2014/11/26(水)【終了いたしました】
代々木 ARTICA(アルティカ)
TEL:03-3320-3217
東京都渋谷区代々木1-41-3-2F
開場18:30 開演19:30
チャージ:¥2,200(+ドリンク)

猪浦“Charlie”教行(Harp)、佐藤豊(Gt)、井上“Cico”浩一(Per)
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by cicocico | 2014-10-12 21:52 | Comments(0)

セレブな旅仕事をゆるやかに振り返る(4)

【9月22日 07:00 父島入港】其の壱
旅に出ているということでやはり気持ちのどこかが高揚しているのでしょうか。前の晩もそれなりに遅くまで起きていたわりに、今朝もまた6時半過ぎに目が覚めました。カーテンを開けるとまぶしい光が飛び込んできました。船もすでに二見湾内に停泊しています。

「!…うっひょお〜〜っっ!!」

思わず声をあげてしまった私。オマエは釣りキチ三平か!とセルフツッコミを入れ、こうしちゃいられないと大急ぎでシャワーを浴びてから急ぎ足で1番上のデッキに向かいます。もちろん衣類は着用しているのでそこはご心配なく。そうして外に出てみると、晴れ渡る青い空、優しく広がる青い海、輝く太陽も少し湿り気を帯びた風もすべてが南国仕様じゃありませんか。

(!…うっひょお〜〜っっ!!)

と心の中で声をあげてしまった私。一応部屋から出ればセレブなジェントルマンですから。そして心の中でまたオマエは釣りキチ三平か!とセルフツッコミを入れつつ船首から船尾へ、右舷から左舷へと優雅にウロツキ回ります。

(お…オレは今……、もうれつに感動している!)

セレブなジェントルマンは再び飛雄馬状態のオッサンに。だって目の前の風景がどれも新鮮な輝きをもって飛び込んでくるんですもの。いやあいいなあ父島。とうとう来てしまったんだなあ〜。

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 とうとう来ました。小笠原丸も見えます。

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 顔色が悪く見えるほど鮮やかな空(どんなたとえだよ)。

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 湾内のブイに係留されます。ブイブイ。

さて、今日と明日をどう過ごすか、みんなで朝食をとりつつ作戦を練ります。ツアーマネージャーのAさんが朝イチで確認してくれた情報によると、レンタカーはすでにみんな出払っており、かろうじて明日だけレンタサイクルを押さえることができたとのこと。そこで今日はゆっくり下船して港のまわりをブラブラしつつ島で昼食をとろうということになりました。テンダーボートや地元船で次々に島へと向かうお客さま方を眺めながらカフェでのんびり。背の高い金髪のお姉さんがコーヒーや紅茶をサービスしてくれます。そう、飛鳥Ⅱは本当に色々な国の方が働いているので、船内ではどこか遠い異国にいるような気分になってきます。さあて、いよいよ父島初上陸だ〜!

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「うわぁ!とうとう来てしまいましたね〜」

「チコちゃんョ、ついにオレたちも世界遺産に足を踏み入れたってワケだな?おぅ、マジでョ」

青灯台の岸壁に降り立った我々を出迎えてくれたのは強烈な日射し。まったくもって真夏の太陽そのものです。沖に停泊中の飛鳥Ⅱを振り返り岸壁の母を演じてみようかと思いましたが、ここは父島だったと気がついたので自重しました。それからメインストリートを散策しているとやはりご乗船されているお客さまもいらっしゃって、アラ!?こんにちは〜、昨日は楽しかったですよ〜、とか、暑いですねえ、でも気をつけていってらっしゃいねえ、など、椎名さんは何人もの方から声をかけられていました。僕などもみやげ物屋さんをのぞいていた時不意に年配の男性から、

「あぁ!どこかで見た顔だと思ったら、昨日のドラムの人だね!?お疲れさま!」

と声をかけていただきました。ウフフ。ま、ドラムじゃないですけど似たようなもんですからね。ありがとうございます。これでもうセレブなジェントルマンには戻れませんな。悪いことはできませんよ。イヤしませんけども。そしてひとしきりブラついた後、港近くのお店で昼食。ガジュマルの木の下で風が心地よいです。看板に『新サメ入荷』と書かれていたので恩田さんと吉澤さんはサメバーガーをオーダー。僕はカメカレーを注文したのでもちろんよく噛んでいただきました。ウン、ごちそうさまでした。

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 メインストリートを横目に。

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 ウマし!

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 真っ昼間からシアワセです。
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by cicocico | 2014-10-11 22:05 | Comments(0)

同じ月を見ていた

 一昨日、皆既月食の晩。ブレストークのライブにお越しの皆さま、どうもありがとうございました。前回僕らの僕らのリーダー、チャーリーに言われて初めて月食のことを知った私はしかし、その後すっかり忘れてしまい、当日朝のニュースでああそうかと思い出した私でもあるのですが、世間的にもそういう方は多かったのではないでしょうか。お天気が微妙だったこの日、代々木からは欠け始めた月が見えたのですが、通りすがりに僕らが見上げている姿を見て、ん?何ごとだい?と振り返り、あぁそうだったか!と立ち止まる人がけっこういらっしゃいました。月が地球の影にすっぽりと入りこむ開演時間の頃には残念ながら雲に隠れてしまい、少々後ろ髪をひかれつつのライブスタートになりましたが、いつぞやの七夕ライブでの織姫と彦星のデートの話でもわかるように、ああ見えて意外に東京ロマンチカなイノーラさんは、今回のためにどの方向に月が観測できるか事前に現地調査し、この日もデジカメ用の三脚を持ち込むくらいでしたから、皆既月食を見るために一部はいつもより曲数を削って短めにし、休憩時間にかけます。月もかけてますがリーダーもかけてます。うるさいですか。そしてそんなリーダーの思いが通じたのか、お客さま共々、雲間から赤い月をを見ることができました。

「いやぁホントに赤いんだねぇ…」

誰からともなくそんな言葉がもれてきます。そうして眺めることしばし。やがて月はまたゆっくりと雲の中に。それでもリーダーも僕らも満足してお店に戻りました。一部が短かったので二部はゆったりたっぷりやろうということで始めましたが、その通り、途中お客さまとの会話のから急きょ曲目を変更して演奏したり、またお客さまからの質問コーナーがあったりと、実に穏やかな雰囲気のステージになりました。パーカッションは最初からフレーズや楽器を決めてるんですか?という質問に、譜面はあるけど見てませんとなぜか断言するリーダー。イヤイヤそんなことはなくて僕はどっちかと言えばあらかじめ決める方ですが、まあ楽曲とか編成とかその時々に応じてですね、と真面目に答える私。また、アコギだけでエレキギターは使わないの?という問いにヤングサトーくんも、えーとそうですねぇ、ここでは音のバランスとかもありますしジャランとした弦の響きがいいので、などとキチンと答えていました。そう、今宵のリーダーは、いつものあの人々の心にたくさんの『…?』を残していく違和感満載のトークではなく、いたって普通にちゃんとしたトーク(←なんじゃそりゃ)だったため、こうしたお客さまとのやりとりも楽しみながらのいい感じのライブになったのでした。

そういえば今回は月にちなんだ曲をやると言っていたので、もしや不意にセーラームーンの主題歌など持ってこられたらどうしようかと警戒していたのですが、実際には『Moon River』とオリジナルの『同じ月を食べてる』だったのでホッとしました。月に代わっておしおきしなくてすみましたよ。ふう。

そして終演後にはまた、白くて丸いお月様が雲の向こうから見送ってくれたのでした。


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ガラケーの底力を見よ!
(見たいのは山々です)
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by cicocico | 2014-10-10 23:44 | Comments(0)

お知らせ

椎名恵
X'mas live "Grace-note"

2014/12/13(土)【終了いたしました】
名古屋・栄 Live DOXY
TEL:052-242-1227
愛知県名古屋市中区栄4-5-22 はとビルB1F
開場17:00 開演18:00 
前売:¥4,800/当日:¥5,300(別途T.C.¥500と飲食代)
★10/10(金)より順次受付開始★
※詳細は各HPでご確認下さい

椎名恵(Vo)、
恩田直幸(Pf)、吉澤秀人(Gt)、井上“Cico”浩一(Per)
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by cicocico | 2014-10-08 13:23 | Comments(0)