★歯と変装が自慢のPer奏者・Cicoが綴る駄文。多分。
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Cico:井上浩一
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シビレるネーミング

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 うああっっ!!電車の下敷きだああああっっっ!!!!

(しかもシリーズ)
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by cicocico | 2012-08-28 22:35 | Comments(0)

ネコとアルパカ

 時系列など飛び越えて、えっ?今さら?!って感じですが、先月28日のネコーズライブにお越しいただいた皆さま、あらためましてありがとうございました。年に一度のお楽しみのライブ。今年の会場は表参道のレストランCAY。僕も含めメンバー全員初めてのお店だったのですが、スタッフの方々はみな親切で、音響系もきちんとしており、なかなか演奏しやすかったです。また機材の搬出入が非常に楽だというのも、近ごろ体力勝負を仕向けられているオッサンミュージサンとしても大変ありがたかったです。お客様の声も、もちろん個人の好みはあるでしょうけれども、広い、見やすい、料理がおいしい等々、おおむね好評だったようです。僕もいただきましたがタイカレーうまかったなあ。辛いけど。カラウマ。しばらくお腹がアッタカカッタです。そんな素敵なお店でのネコーズのステージが、今年もまた素晴らしかったのは言うまでもないのですが、その同じ舞台に立つものとして、私がどうしても書いておかねばならないことは、やはりバンド演奏についてでしょう。

もともとは、二部構成ではないステージ進行の中での、お三方のノド休めとバンドの紹介、お客様のトイレ休憩や追加のオーダータイムといった意味も含めて、ライブのちょうど真ん中あたりにもうけられていたバンド演奏。やがて、フツーの演奏もいいけどもっとお笑い系のものをやって欲しいという、我々ミュージサンにとってそれはいったいどうなんだというリクエストが増えてきたことから、昨年からは正式に客席に失笑の涼風を運ぶ役割を担うことになったのです。しかし皮肉にも今年は初の二部構成。とりたててバンド演奏いらなくね?とか、せっかくのいい流れを止めちゃわね?といった声もあがりましたが、お笑い大好き伊集さんから、サラッとやったらいいじゃない、とお許しをいただいたので、というより、何かやってね毎年楽しみにしてるんだから、的な静かな期待というかプレッシャーを感じましたので、サラッと何かやることになりました。それが“アルパカ”だったのです。

それは、ピアノの京子ちゃんと声優の小桜エツコさんのユニット“アリル・アリル ”が昨年発売したファーストシングル。この歌には振り付けがあり、それをバンドの三人でサラッと踊りましょうというのです。しかもアルパカの帽子もかぶるというではありませんか。最初にその話を聞いた時、私は正直(ええ?!困ったなあ…)と思いました。確かに遠い昔、私もいろんな格好でいろんなことをした時期がありました。そして当時も痛感していたのですが、私は振り付けやセリフをおぼえるのがとても苦手なのです。曲はわりあいすぐにおぼえることができるし、コーラスなども最初は多少苦労しても、いったんおぼえてしまえばそうそう忘れないという自信があるのですが、フリやセリフについてはからっきしダメで、役者さんや芸人さんは本当にスゴいなあと心から思っているのです。さらにカブリモノまであるというのは、今はもう日本一地味で寡黙なパーカッショニストへの道を歩んでいる私にとって、はなはだ迷惑なだけの話です。しかしそんな思いとはうらはらに、いやおうなしに話は進んでいき、結局私も渋々受け入れざるを得ませんでした。

ただ、いったんやると決まってしまった以上、いくら自分の本意でないとはいえ、手を抜くというわけにはいきません。それではいつぞやのバトミントンの試合のように失格です。常に全力で取り組んでいくのがプロというもの。あ、その道のプロじゃないですけど。そこで私は時間の許す限り練習をしました。ユーチューブの動画がすり切れるまで繰り返し繰り返し見続け、熱帯夜にも一人黙々と汗を流しながら、時おり沸き上がる(オレって今いったい何してんだろ?…)という思いをなんとか押しとどめながら練習を重ね、本番を迎えたのでした。

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 あとは本番を待つばかり。一見なんということのないセッティング

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 そのウラで出番を待つアルパカ帽

ステージ第二部の冒頭。もはやすっかり司会が板についているギターの上田さんの流暢なトークによって、ライブを見に来てくださった小桜エツコさんが、せっかくだからと急きょステージに招かれました。するとどうでしょう、客席後方から1匹のアルパカが走ってくるではありませんか。なんと小桜さんはすでにアルパカ帽をかぶっていたのです。どよめく客席。しかしステージに上がり紹介された小桜さんはまったくひるむ様子もなく、NHKのキャラクターななみちゃんやオノデン坊やなどの声を次々に披露。たちまちお客様のココロをワシづかみです。

(…スッゲェ…この人、プロだ……)

私はその小柄なアルパカに敬意を表すとともに、まだ心のどこかでアルパカになることを躊躇していた自分を恥じました。やる以上は全力でといいながら、第一部で演奏している間、視界にチラチラはいってくるアルパカのくったくのない瞳に、正直少し気持ちがささくれていたのです。

(てめ、無邪気にコッチ見てんじゃねえよ!…)

そんな思いがなかったこともなかったこともなかったのですが、プロ魂というものを目の当たりにし、あらためて心から全力で取り組もうと決意したのです。そうして豪華4匹のアルパカによる華麗、かどうかはわかりませんが、アツいダンスが繰り広げられたのでした。というかあの帽子とてもアツかったです。その結果については、ご覧になったお客様それぞれがそれぞれの心で感じていただければそれでいいのだと思います。

ともあれ、私は心から全力で、無我夢中で踊りきりました。そしてあまりに集中していたせいか、ダンスの後そのまま第二部の演奏に入ろうとし、ちょっとチコちゃん、帽子、帽子!とネコーズさんからフルボッコに突っ込まれる一幕もありました。決してアルパカが気に入ったということではありません。が、自分の力を出し切れたということについては、まんざらでもないなと思いました。また、今年はCAYだからマンダラでもないなと思いました。以上です。


…どうしよう、来年アルパカーズだったら(←ねえよ)。


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 伊集さんがうれしそうに言った

「こういうの、沖縄の市場によくあるわよねぇ」(ありますあります)


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 そんな私は草食系
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by cicocico | 2012-08-22 23:10 | Comments(0)

朝から晩までにぎやかに

 土曜日のシンシアさんのライブは、ご覧いただきましたようにまたまた大変ホットに終了いたしました。ご来場のみなさま、どうもありがとうございました。前回の途中で「アタシはやっぱりその場の空気やお客さんの雰囲気を大事にしたいのよ!」と姐さんキャラを炸裂させたとおり、今回もハナっから牛乳、じゃなくて、最初っからもちろんな出たとこ勝負師的ステージでお送りいたしました。事前にある程度のやるかもしれない曲リストを渡され、それらの曲のリハーサルもしてはいるものの、だからといって必ずしも本番ではその中からやるとは限らないというのが姐さんの流儀。ここでは想定外なんて言葉は通じません。とてつもなく瞬発力を鍛えられます。姐さんのひと言で瞬時に譜面を納めたファイルをパラパラめくるのですがすぐに見つかるとは限りません。僕などはそれでもまだ過去の経験、記憶を頼りに(ええ〜いっ!やっちまえっっ!!)とハラをくくって勝負できるからいいのですが、コード楽器は大変です。吉澤さんなどはこの日、事前に譜面をアイウエオ順に並べ替えるという対策をとっていたにもかかわらず、思わぬ曲名を告げられて譜面をバサバサ落としまくっていました。反面、ピアノの堺さんが妙に冷静で穏やかに対応していたのが不思議でした。なんででしょう?性格でしょうか?わかりません。また、今回はゲストにご友人の藤原美穂さんが登場。かつて三軒茶屋でのセッションライブの時は、僕の方がナチュラルシークレットゲストとして出させてもらったっけ。今回もお二人のパワフルなデュエットをたくさん聴かせていただきました。

そういえばこの日は朝っぱらからものすごい雷で叩き起こされ、お昼くらいに雨がやんだら今度はいっせいにセミの声攻撃。夜は夜で不意に山下公園あたりから花火が打ち上がるなどにぎやかな1日でした。なんか、ホットな姐さんライブになることを暗示していたのかも。
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by cicocico | 2012-08-20 23:12 | Comments(0)

I am a seachild

 椎名さんのバースデーライブが無事終了いたしました。暑い中、たくさんのお客様に足を運んでいただきましてライブは大盛況。また、たくさんの方にお祝いの言葉をいただいて、椎名さんもとてもとてもうれしそうでした。遅くなりましたけれど、ご来場いただきましてありがとうございました。

しっかしモーションブルーはホント、オサレなお店ですねえ。リハを終え本番までの間、恩田さんと吉澤さんとテラスのところでお茶してたんですが、日差しもややおとなしくなってきて、海からの風も何とも心地よく、みなとみらいの高層ビルのシルエットや、反対側に目をやれば大桟橋に停泊中の客船、その向こうにはベイブリッジの姿など、ロケーションも最高です。こりゃみんな観光やらデートやらにくるわけだなどと言いつつ、3人でまったりしてしまいました。ま、しいて言えば機材の搬入に少々手間がかかるところが玉にキズなんですけど。車を近くまでつけることができないので台車を使うんですが、移動距離がやや長いうえ、オサレなスポット赤レンガなので床がデコボコしておりまして、手伝ってくれるスタッフさんもちょっと苦労しておりました。あと、ピアノの恩田さんは電車で来られたのですが、去年と同様に駅からの道のりがなかなかわかりづらかったのと、

「やっと赤レンガ倉庫が見えてヨ、ああもうすぐだと思ってもヨ、そっからが長げぇんだよナ。なかなかたどり着かねぇんだよ…いやマジでヨ…」

と、やっぱり去年と同じことをつぶやいておりました。やはりオサレというのもなかなか苦労がともなうようです。ところでそんな恩田さんを僕が今回もさすがだなと思ったのは『われは海の子』のアレンジについてでした。夏らしいステージというテーマの中で選ばれたこの歌の、最初に送られてきた音源は、すでにポップな感じに編曲されバンド演奏の形になっているものでした。しかしリハーサルスタジオで恩田さんが言いました。何しろこちらは3人しかいないのだから、この音源のものをそのままやってもダメだろう。コードも単純だし、おそらく林間学校にきた生徒がみんなでキャンプファイヤー囲んで、それを先生が張り切って弾くギターでさあ一緒に盛り上がるぞ!みたいな感じになるんじゃないか、と。

「…うーん…でも、コードが単純って言われてもぉ…童謡なんだし…」

と困惑する椎名さんに、恩田さんはさらに続けました。イヤそういう盛り上げ方もあるけれど、やはりプロはひと味違うってところを見せないといけない。だからたとえばもっと夏をイメージしてコードをこうして12弦ギターのイントロで…などなど次々にアイデアを出していき、段々と新しいカタチができていきます。そうして最終的にはお聴きいただいたように、とても爽やかな『われは海の子』が完成したのでした。それは日本の夏というよりも、カリフォルニアあたりの素晴らしく青い空が広がっていくようなイメージでしょうか。カッチョいいです。今さらですけどコードやアレンジで楽曲ってのは変わるもんだなあとあらためて感心した次第です。全然いいですねえと恩田さんに言うと、

「いやまあだからョ…実際ありえねェけどたとえばよ、もしたとえばイーグルスとかがよ、この曲をやるとしたらよ、ヤツら絶対こういう風に作ると思うんだよナ、まァありえねェけど、まァたとえばってことでヨ…」

おお〜なるほどぉ〜〜、と一同でまた感心。

(…ってことは、もし彼らがこれをコンサートでやるとしたら……)

ふとそんな映像が浮かんでしまった僕と、椎名さんの目が合いました。

「ってことは…ネクストナンバーイズ、アイアム…」
「!…シーチャイルド!!」

あまりのくだらなさに一同大爆笑。そこでせっかくなのでさらに、

「♪ア〜イアム、シ〜〜チャイルド、ホワ〜イトビッグウェ〜エェ〜〜ブ…」

と歌って火に油をそそぎました。せっかくの爽やかなアレンジも台無しです。おかげでその後、リハのたびに曲名を英語で言ったり、英語の曲名は逆に日本語で紹介するというのが一大ブームになったのはいうまでもありません。こうしてまたひとつ、素敵な夏の思い出ができたというわけです。

ところで椎名さんといえば機動戦士ガンダムの主題歌を歌っていらっしゃるのですが、今回もその『遠い記憶』と『いつか空に届いて』の2曲を演奏しました。当初ここは曲つなぎでいく予定だったのですが、吉澤さんのギターの持ち替えが必要だったため、どうしても少し間をつながなければならないとわかったのです。すると吉澤さんが、

「ハハハハじゃあまたここはチコさんのアムロネタでつないじゃってくださいよねえウンウンお得意のアムロネタでお願いしますハハハハ」

と余計なことを言い放ちます。それを聞いた椎名さんが、

「あ!そうしよう。じゃ、ここでウチのアムロって紹介するから」

と笑顔で答えます。オイオイオイオイ!なんてこと言い出すんだアンタたち!!と、私は激しく狼狽しました。そりゃあそうでしょう!一年前、確かに私は同じこの横浜の舞台でアムロのマネをやりましたが、それももとはといえば、この時初対面だった椎名さんと少しでも早くコミュニケーションをとろうという意味もあり、リハで椎名さんがガンダムの主題歌を歌っていることを知ったときに、軽いノリでやった程度のものだからです。私の持ちネタほとんどすべてがそうであるように、それはフトした思いつきと軽いノリと勢いだけで演じられるもので、とてもモノマネというカテゴリーに入れられるものではありません。昨年、アムロの名セリフといわれる一つをサラッとやり、予想通り客席にひととき暑さを忘れるような失笑の涼風をお送りした私ですが、本番後、お客様の一人からご指摘をいただきました。とても楽しかったというその方でしたが、そこは正しくは、

『殴ったね』『2度もぶった!親父にもぶたれたことないのに!』

と言うんだそうです。きっとガンダムのファンの方だったのでしょう。恐れ入りやした。とまあそんなことがあり、それぞれの分野での熱心なファンの存在を意識させられた私なのです。そうである以上、1度ならず2度までも不用意な発言は慎まなくてはなりません。しかし前述のように私のアムロがとてもモノマネとしてのクオリティを持ち得ない以上、結果は火を見るより明らかです。私はこのことを皆に強く訴え、いったんは何とか矛先をかわしたかに見えました。ところが当日になって椎名さんが、やっぱりガンダムのコーナーでもあることだしアムロやってねと言ってきたのです。

(くッ…やっぱりか……)

実はこんな事態も想定していた私は、秘密裏にこの名セリフの練習を続けてはいました。が、しょせんは付け焼き刃。とうてい披露できるレベルに達することなどできなかったのです。私はあらためて状況を説明し、せめて他のネタにしてほしいと訴えました。失笑されるのはまったくかまわないけれどこの程度のアムロではとても通用しない。私自身が2度もぶたれることになる。申し訳ないけれど本当にフラないでください!お願いですから絶対やめてくださいね!と。そんな私の気持ちを察してか、椎名さんがポツリと言いました。

「そっかぁ…絶対かぁ……。わかった…。じゃ、アムロよろしくね!(←弾むように)」

(!…どうしてどこの現場もダチョウなんだっ……)

心の叫びだけは完璧にアムロ。そんな私にあろうことか恩田さんまで追い打ちをかけます。

「イヤ大丈夫だよ、シーナちゃん。チコちゃん今日も相当練習してたからヨ。フッフッフ…なァチコちゃんョ…」

(うぉッッ?!…辻斬りだッ!ピアノ侍に辻斬りされたッッ!!)

皆からここまで言われてしまったらもうどうすることもできません。私は腹をくくりました。せめてセリフだけは間違えないようにしようとブツブツ反復しながらその時を待つ、心はまさにモーションブルーです。そうして第二部の幕があき、いよいよ出番がやってきました。『遠い記憶』の演奏が終わり、軽くつないだ椎名さんが、

「…あ、そういえばここにもアムロがいた…」

とコチラに視線を送ります。そして私がマイクをとった次の瞬間、私の中にアムロが降りてきたのです!

「キャンチュ、セレブレぇ〜〜イ……」

そう、正確には安室が降りてきたのです。

「エッ!?うぉ〜ワハハハ…」

そんな感じだったでしょうか。客席からは思いがけないものを見てしまったという戸惑いにどよめきつつの笑いがおきました。椎名さんもよもやそこへ行くとはと、ひざの力が抜けたようです。こうして私はギリギリのところで危機を脱するとともに、昨年のリベンジをも果たしたのです。


すべてを終えて、機材を車に積み込んで赤レンガ倉庫を後にした私でしたが、ふと車を止め、港の夜景を眺めながらしばし考えました。いったいどうしてあの瞬間に安室が降りてきたのだろうと。自分自身ですら思いもよらなかった閃き。それはもしかしたら、気まぐれな海の神様がそっと手を差しのべてくれたのかもしれません。そんなことが信じられそうな静かな夜でした。

「 I am a seachild…か」

少しだけ格好つけてそうつぶやき、再び車を走りださせた私の心にそっと、海坊主が浮かびあがってきたのでした。

おしまい。
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by cicocico | 2012-08-15 22:08 | Comments(0)

お知らせ

Breath-talk

2012/10/05(金)【終了いたしました】
国立 はっぽん 
TEL:042-572-8888
東京都国立市東1-15-32市川ビル2F
開場19:00 開演1st 20:00〜  2nd 21:30〜 
チャージ:¥2,000
(+カバーチャージ¥1,000(お通し含)ドリンク別)

猪浦“Charlie”教行(Harp)、佐藤豊(Gt)、井上“Cico”浩一(Per)
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by cicocico | 2012-08-09 00:32 | Comments(0)

こうれいの…

 夏の発表会に行ってきました。なんと今年で25周年。生徒さんの入れ替わりはもちろんあるものの、先生スタッフ一同はほとんど同じメンバーで続けてきたのだからすごいもんです。ま、ネコーズライブの定番『加代ちゃんCMソングメドレー』の前に、伊集さんが必ず言うひと言、

「それでは恒例の高齢による歌をお送りします」

じゃないけれど、コチラも確実に毎年恒例の高齢による発表会になってきてはおりますけど。途中から参加というドラムの先輩も23年目だし、ワタクシなんぞもかれこれ20年になるらしい。アッハッハ。手伝い始めたのは20代ってことでなんとなく笑っちゃいました。数年前にはあわやフレンブリーになりかけるなど、その道のりは決して平坦なものではなかったかもしれないけれど、しかし先生スタッフ一同、力を合わせここまで続けてこられたのですね。みなさん本当にお疲れさまでした。特に派手な演出などはありませんでしたが、いつものように見ているこちらがホッコリするような楽しい発表会でした。我々もまた難しい曲のキメもしっかり演奏し、せっかくの節目だからということで、司会の方から本番で不意に何かひと言お願いしますとフラれ、二人でそれぞれ特に気のきいたことも言えず、客席を微妙におとなしく冷やすなど、節電の夏にもふさわしい活躍ぶりで貢献しました。また、体力が懸念されていたカホンとピアノの曲ですが、大方の予想通り本番では規定より速いテンポでスタートするという、自分で自分の首を絞める行動にでてしまいましたが、そこはそれ長年の経験と技、曲中で絶妙に修正し気合いと根性でなんとかやり遂げ、またもや喝采(ちあきなおみ)をあびました。生徒さんもよろこんでくれ、来年もぜひまたお願いします!と言ってくれました。ありがたいことです。しかし本来、もう気合いと根性でなんとかできるお年頃ではないのですから、何か対策を考えねば次回は喝采の前に黒い縁どりがあることでしょう。打ち上げの席で、先輩のグラスについでいるビール瓶を持つ手がプルプルしてしまい、サロンパスを肩に張ってもらったワタクシです。ヤレヨレ。

来年はまた8月下旬に決まっているとのこと。26年目に向かって、またみなさんよろしくお願いいたします。


(スタジオにエレベーターついてるといなあ…)

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 今年もフレンドリー

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 記念の品をいただきました

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 カレー騒動とは無関係(…ですよね?)
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by cicocico | 2012-08-06 14:39 | Comments(0)

本日の配給

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枝豆チーズパン。これがまた、ンマイ!

(それをご本人のお顔の上で食うという荒ワザ)
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by cicocico | 2012-08-03 17:16 | Comments(0)

まだまだ暑い日々

d0067750_23304855.jpg ハイ、思惑通りバタバタと忙しいフリをしながら7月を乗り切った私です。が、今朝は不意のにわか雨でたたき起こされました。この夏、就寝時にはド根性でまだエアコンのお世話にはならず、窓を開けてヒンヤリジェルマットのみで闘っていたのですが、なんだか遠くでバラバラバラ〜と音がするなあ……って、ん?…!!と気づいたときにはすでに遅く、けっこう雨が吹き込んでおりました。ひゃあ〜〜っ!まんまと8月の逆襲をくらいました。その後はまた晴れて蒸し暑さ全開です。逆襲と科学。学研のオバちゃんまだかな〜って感じです。

さて、例年8月末に夏の発表会とネコーズライブが重なるのが恒例だったのですが、今年はホールの抽選にはずれてしまい、発表会は月始めになると言われていたので、それぞれ多少のゆとりを持っていけるなあヤレヤレ…と思っていたそんな時、やはり今年は表参道のお店でやりますと伝えられていたネコーズライブの日程が、ビルの館内工事の都合で8月は使えなくなるため7月末になりま〜すと言うではありませんか。私が思わず、カブっちゃヤァ〜よ!(志村けんの声で)と叫んだことは言うまでもありません。そこへコージローくんとシンシアさんと椎名さんも加勢してきたというわけです。

今年の発表会、我々の参加曲はラテン風のものが多く、私はコンガをバリバリ叩きまくっております。中にはキメの難しいものもあり、私とドラムの先輩二人で四苦八苦。これじゃあいったいどっちが生徒なんだかわかんねえぜ状態の一幕もありました。また近ごろはやっているらしくピアノとカホンのみで演奏する曲があり、これがまたテンポも速く、もうすぐ年男というオッサンにとっては体力的にもなかなかの難曲なのです。しかし一昨年、やはり同じユニットの曲を演奏した際、私も2年分若かったこともあって見事完走を果たし、ピアノの生徒さんとともに客席から大喝采を浴びるという素晴らしい経験をしました。あの感動をもう一度。カギはもうすぐ年男というオッサンの体力が握っているといっても過言ではありません。ついでに、リハで借りているスタジオは2階にあるのですが、もう何度も書いているとおり、その建物がバリアフリーが叫ばれるこのご時世に思いっきり背を向けるという姿勢をずっと貫いているため、先生スタッフ我々一同みんなして毎年すべての機材を階段で手上げしているのです。そういった意味でもカギはオッサンたちの体力が握っているといっても過言の滝ではありません。

そんな我々のため、いつもおいしいお弁当やランチを用意してくれる先生方、ごちそうサマーです。そしてこの間はカレーだったのですが、実は、チャキチャキと明るくお酒が強いので仲間内で魚民先生と呼ばれているO先生が、カレーが大の苦手だったことが判明。カレーがキライという人は世の中にあまりいないんじゃないかと思いますが、聞けば幼い頃、病み上がりに何を食べたいか尋ねられ、カレーが食べたい!と答え、母親が用意してくれたそれを食したところ、やはり身体が受けつけず思いっきりバックトゥザフューチャーしてしまい、それ以来まるで食べられなくなってしまったとのこと。病み上がりにカレーをリクエストする方もそれを出す方も、どちらもアッパレというしかありません。

「やだもお〜!スタジオの外までカレーのニオイがする〜〜!!」

そう叫ぶ魚民先生に我々オッサンたちは、

「先生ゴメンね…思いっきりカレー臭を漂わせてしまって…」

複雑な思いでそう詫びながらもおいしくいただき、楽しく酔っていったのでした(嘘)。

おちまい。
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by cicocico | 2012-08-01 23:31 | Comments(0)