★歯と変装が自慢のPer奏者・Cicoが綴る駄文。多分。
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ウチでもスイングしてるぜ!

d0067750_12524709.jpg

 ハイ、買っちゃいました。ええ、買ってしまいましたよ水飲み鳥。いや正直もうこんな昭和なモノもう売ってないだろうと思ったんですが、調べたらまだご健在だったもんですから、見てるうちにやっぱり欲しくなっちゃったのね。で、ウチに届くやさっそく水を与えたんですが、いやあ〜イイっすねこの動き。すごい懐かしくてすごいいやされますわ。ホホホ。もう毎日毎日ず〜っとユラユラコックリコックリしてます。誰が考えたんだか知りませんがすごい科学のおもちゃですよねえ。またこの動く仕組みもさることながら鳥のカタチにしたところがね、グッドですよね〜。ついついず〜っと眺めてしまいます。でもこれ、思い出したきっかけは舟をこいでる人だったんですけど、何気に眺めているうちにふと、酔って寝落ちするオノレの姿のようにも見えてきたりして。イヤハハハ。オノレ!揺れながらだんだんと傾いていってスーッとコップに倒れこんで、そしてハッと目をさますという一連の流れが寝上戸のワタクシの行動パターンにけっこう似てるような。ホホホ。気をつけよ。まあ、そんな意味でも買ってよかったってことで。


d0067750_09311784.jpg 
 寝落ちのワタシ。

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# by cicocico | 2017-06-20 23:23 | Comments(0)

トリノアプリ

 梅雨入りしたと言われた途端、なんとなく雨の日が減ったような気がする今日この頃。とはいえ晴れても湿度が上がって日中はムシムシとしたムシできない日が多くなってきたり、降れば降ったでうすら寒かったりと、着るものと体調管理には気を使います。これからまた徐々に暑くなっていくでしょうから、しばらくはあまりハードな散策(徘徊)は控えつつも、天気や気温のスキを見つけてはチョロチョロウロウロとしているワタクシです。おかげさまでそうですね、ここのところの対戦成績は3勝9敗くらいでしょうか、若干の勝負強さというか相変わらずの勝負弱さというか、どちらに磨きがかかっているのかわかりませんがそれはさておき。そうやってあちこち歩き回っていて気がついたのは鳥の声です。東京のようなああ〜果てしない〜大都会ではわかりませんが、ウチのまわりだと野山はもちろん町中でもけっこういろんな種類の鳥の声が聞こえてくるのです。で、ちょっと個性的な鳴き声や以前もどこかで聞いたことのある声を耳にした時に、その鳥の名前が分かったら楽しいだろうなあと思ったわけです。スズメやツバメやカラスくらいだったらわかりますよ。でも、あーこれはなんて鳥だろう?と思ってもあとから調べるのってけっこう難しくないですか。名前から鳴き声を調べるならともかく、鳴き声からなんて鳥かを調べるのってねえ。ネットで検索するにしても鳴き声をしらみつぶしにあたっていかなきゃいけないだろうし。図鑑で調べるにしても鳥の声って文字で表すの難しいですよね。カラスは「カアー」ウグイスは「ホーホケキョ」トンビは「ピーヒョロロ」くらいならわかるけども、自分の聞いた鳴き声はなんて表現したらいいのか一般的にはなんて書かれているのかわからないじゃないですか。なのでそういうなんというか逆引き辞典的なものがあったらいいのになあと思ったわけです。たとえば変わった鳴き声が聞こえてきた時にそれを録音するとすぐさま「これは○○鳥です」と教えてくれるバードレコーダーとか。バーコードリーダーじゃないですよ。もしくは今どきだとスマホで使える鳥の声アプリとか。音声で色々検索できるご時世ですからそういう技術を応用して誰か開発してくれないかなあ。もしそんなアプリが手頃なお値段であったらすぐにでも使いたいんだけどなあ(←それ以前にガラケーですけど)。


いや、そしたらもう真剣に買い替え(※)を検討します


(※注:らくらくスマホを含む)



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# by cicocico | 2017-06-16 00:54 | Comments(0)

お知らせ

椎名恵
「Back to the 70's」

2017/07/16(日)
下北沢 440(four forty) 
TEL:03-3422-9440
東京都世田谷区代沢5-29-15 SYビル1F
開場18:30 開演19:00(2部構成)
チャージ:¥4,000(税込・+1オーダー)

椎名恵(Vo)、
恩田直幸(Pf)、吉澤秀人(Gt)、井上“Cico”浩一(Per)

■予約開始
2017年6月14日(水)から
メール予約・詳細はコチラをご覧下さい。
■入場順 
(1)メルマガ会員優先予約者
(2)一般メール予約者
それぞれの列にお並びください。
受付番号に関わらず当日来場順です。
※メルマガ会員のかたでも優先予約期間終了後に予約されたみなさんは一般予約となります。

【お問い合わせ】
下北沢440 TEL:03-3422-9440(16:00~)

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# by cicocico | 2017-06-12 10:24 |  お知らせ | Comments(0)

スイングしてるぜ!

「舟をこぐ」というたとえがありますよね。コックリコックリと居眠りしている人が身体を揺らしているアレです。電車の中でもよく見かけますが、実際、電車に揺られているとなぜか眠くなるし、またそのウトウトしてるのが気持ちいいんですよね。で、つい舟をこいでしまうわけですが、先日、ものすごい舟をこいでいる人をお見かけいたしました。お昼を過ぎた頃でしたか、乗り合わせた下りの京急電車はわりと空いていました。僕は座らずに真ん中の扉の近くに立って何とはなしに外の景色を眺めていたんですが、ふと目の端に何かを感じましてね。で、何気なく目をやると女性の方が舟をこいでいたんです。それがね、左方向に揺らいでいるんですが、もうほとんどシートに倒れるんじゃないかというくらい傾くんですが、でも倒れずにフッと復元するんですよ。そしてまたユラユラし始めてだんだん揺れが大きくなってきて(アッ!?もう倒れる!!)というところまでいって、でも倒れずにフッと復元するんですよ。そういうところ、あんまりジロジロ見てちゃいけないなあと思うんですが、そのあまりにスケールの大きい舟のこぎっぷりについ目がいってしまうんです。座っていたのは7人がけの端から3番目あたりでしたが、それでもスゴイなあと思ったのは、右隣りには人が座っていたのに絶対にそっちへは傾かないってことでした。あくまで空いたスペースを利用して(利用して?)スイングしてるんですよ。そう、もはや船をこぐというよりはスイングしてると言った方がいいくらいのスケールだったんです。いっそ、もうそのまま横になっちゃったらと声をかけてあげたくなるような、そんな素晴らしいスイングでした。ところが途中の駅で右隣の人が下車すると、いったん復元したその女性の今度は左隣に、乗ってきたお客さんが座ったんです。

(あちゃ〜、大丈夫かなぁ

と密かに気をもむワタシ。だってホラ、僕も経験ありますけど舟をこぐ時ってなぜか大抵同じ方向にこぐじゃないですか。しかもそんな大きなスイングですから、今度はそのお隣さんの膝の上あたりに思いっきり飛び込んでしまうんじゃないかとハラハラしたんです。だからジロジロ見るなって。ハイ。そしたらね、まもなくまたユラユラし始めたんですけど、なんと!今度は右側の空いたスペースに向けてスイングを開始したんですよ!で、やっぱりシート直前までいって復元という。いやあスゴイ!と密かにココロの中で勝手に拍手しちゃいましたよ。いいじゃないですか、人様には決して迷惑をかけないというその心意気。これもある意味「神スイング」じゃないでしょうか。知りませんか。そんな、なんとなく最後まで見届けたいような思いをちょっとだけ抱きつつお先に下車したワタクシは、なぜだか今、妙に懐かしの水飲み鳥がアタマの中をグルグル飛び回っています。というかコックリコックリしています。買っちゃおっかなぁ

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# by cicocico | 2017-06-05 22:40 | Comments(0)

虹と紙テープの頃

d0067750_12162731.jpg  暑かったりうすら寒かったりとどうも今ひとつ天気の安定性に欠ける5月ですが、シンシアさんのライブとあってか19日はキッチリと晴れ、気温も上がって夏日の金パラになりました。そして今回もそんな表の暑さに負けないくらいアツかった姐さんのライブにお越しの皆さま、ありがとうございました。お疲れさまでした。前半は『ロックンロール・ウィドウ』や『ああ無情』など、なつかしの歌謡曲、後半はおなじみダンサボー特集ってことで、全体的に歌いまくり踊りまくりミラーボール回りまくりのイケイケ系の夜でございましたが、そんなアツいステージであっても、ここ最近の傾向として常に何かネタを入れたい姐さん。この日はたくさんの紙テープが用意されていたのでどうしたのかと思っていたら、どうやら『銀河鉄道999』でステージに投げ入れるという演出なんだとか。なんでまた急に?と堺さんに聞いたところ、どこかのお店でシンシアさんがキャンディーズを歌った際に紙テープが飛んできたのがよかったらしいよ、と笑って教えてくれました。はあ〜、そうなんすか。で、お店のスタッフさんに協力してもらって何度も練習。

「じゃあひとり2個ずつ持って」

「絶対お客さまに当てないように」

「少し角度つけて上に向けて」

「しっかりテープが弧を描くように」

「イントロのこのタイミングで一斉に」

「アタシの顔にぶつけたら後で蹴り」

などなど、この日一番入念なリハーサルだったんじゃないでしょうか。タハハハ。ただ、私にとってはこの曲の過酷なイントロのサイズが伸びるのだけが心配だったのですが、そこはもうお約束通りしっかりと伸びて強引に私の体力をむしり取っていくという荒技でした。しかしまあうまくテープも飛んだしお客さまも盛り上がったのでヨシとしましょう。スタッフの皆さま、ありがとうございました。お疲れさまでした。ついでに私も、お疲れさまでした。

ところでこのライブの前日にもたまたま横浜に来ていた私ですが、夕方に大きな虹に遭遇いたしました。残念ながら2時じゃなくて4時半くらいでしたけど。いや別に残念でもないか。きっと見てた人もたくさんいたんじゃないかと思いますが、きっちり半円のアーチがかかった実に見事な虹でしたね。と言いつつ写真もないんですけど。いかんせんガラケーじゃあねぇ。この時ばかりはちゃんとしたカメラ持ってたらなあと思いましたよ。僕のところからだと、山下公園のあたりから横浜港をまたいで反対側の埠頭まで、しっかりと虹の架け橋ができていたのでしばし見とれていたんですが、あ、これは横浜ベイブリッジの上にホンモノのレインボーブリッジが架かってるんだ!ということに気づいてついニヤニヤしてしまった、そうですやっぱりワタシが変なオジサンです。イヤでもこれも大吉効果なんでしょうか。なんかとってもいいモノが見られて、なんかとってもいいことがありそうな予感がしましたもの。

で、その翌日


投げられた色とりどりのテープの放物線を見て、

(あこれだったのか……

と腑に落ちた私です。おちまい。



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# by cicocico | 2017-05-21 20:10 | Comments(0)

勝負カンを磨け

 めずらしく天気に恵まれた気がする今年のゴールデンブリーフ。高速道路の渋滞や、多くのヒトデじゃなかった人出で賑わっている各地のニュースが連日のように流れておりますが、ワタクシはまた例によってそんな渋滞や人混みに背を向けて、地味にさりげなくフラフラと散策(徘徊)しておりました。たいていの場合、特に目的地を決めたりせずにホントに気の向くままに歩いてるんですが、長年住んでいたところとは言っても、たとえば同じ町内であっても滅多に通らなかった場所や一度も歩いたことのなかった道というのはけっこうあって、それは結局そこに行く理由や目的がなかったからなんですけど、そういうところに行ってみるとこれがなかなかおもしろくて、観光地じゃないごくフツーの景色なんだけど自分にとっては実に新鮮に映るんですよね。めずらしいものとか知らなかった道を見つけることもあるし。で、そういうあてなき散策(徘徊)するには、今住んでいるここ横須賀というか三浦半島ってのは、適度に山があって川があって海があって畑があって町があって、まあなんというか箱庭的というかいろいろな風景的要素が詰まってておもしろいんですよ。下町の路地裏散策ともまた違った味わいがありますね。

と、まあそんな個人的な趣味嗜好のハナシはいいとして、こうしてあちこちフラついてて次第にわかってきたことがあります。それは、ワタクシは「カンが鋭くない」ということです。どういうことかというと、たとえば歩いていて道が分かれていた時、あるいは横道があらわれたりした時に、行けそうだなとか、こっちの方が近いかも…、と思って進むと、どうも行けなかったり元の道に戻ってしまったりというケースが多いようなのです。何となく以前からうすうす感じてはいたのですが、ここ何回かの散策(徘徊)でも、そういう場面が訪れるたびに「ヨシ!じゃあこっちだ!」と決断した結果、そうですね、トータルで1勝6敗といったところでしょうか。あらためて己の勝負弱さを実感した次第です。オノレ。いや地図はもちろん読めますよ。地図を持ってりゃそんなことにはならないんですけどね。地図を持たないで行くのがいいんです。古い道筋を辿るなんて時は別として、町の中ならよほどのことがなければ遭難しないでしょう。そうなんです。むしろ近所の人から変なおっさんがウロウロしてるとか、アヤシイ人がいるって通報されないように気をつけないと。だってオレ、職務質問されやすいタイプみたいだしなあ。ホホホ。ハイサイおじさんならぬ、ハイカイおじさん。いずれにしても、そうですワタシが変なオジサンです。アイ〜ン。

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# by cicocico | 2017-05-06 18:27 | Comments(0)

お帰リーダー

 おっと、気がつけば4月ももう終わりじゃないですか。月またぎになる前にキチンとお礼を言っておかねばの娘。先週のブレストークライブにお越しいただいた皆さま、どうもありがとうございました。ここ何回かは素敵なゲストや時差ボケのおかげで、普段の違和感あるトークと素敵なハーモニカのマリアージュは影を潜め、実に落ち着いたステージ進行と素晴らしいハーモニカ演奏が光る、いわゆる本来の意味での「いいライブ」をお届けしてきた僕らの僕らのリーダー、チャーリーです。そしてそのことがまた逆に妙な違和感を生んでいる気がしなくもなくもなかったのですが、どうやらそれは堀越学園でした。というか取り越し苦労でした。この日は早々に自身のステージトークについて言及し、自分は事前に何を話すかは考えないと言い切りました。なぜならば考えたところでその通りにしゃべることができないから、と語るチャーリー。ムダなことはしないという合理的な姿勢が見えますね。また演奏する曲や曲順についても、実はかなり塾考するそうで、さんざん悩んだあげくようやく前日になって決定するんだとか。そのため私やヤングサトーくんは当日までメニューがわからないのですが、だからもうこの頃は当日に決めるんですと、これまた合理的な見解を述べました。

(なるほどね。ま、それはそれで合理的か…)

とコチラが納得しようとしたタイミングで、

「でも決めても変わることもあるけどね」

とすかさずくつがえすイノーラさん。うおぉぉぉ〜〜いっ!!もう最初から決めなくていいんじゃないの?と思わず突っ込んでしまった私。でもなんかやっぱり決めたいんですって。また、こんなこともありました。おなじみの小さなギターをギタースタンドに立てたところ、サイズの関係でしょうか、ちょうどギターにささっているジャックの部分がスタンドのアームのところに当たりそうだったので、そのことを私が伝えたところ、あっ、そう?と言いながらそのままギターを置き、これでもう平気だね、というのです。

「…は?…」

誰もが抱いたであろう疑問に対するイノーラさんの答えは「自転車」でした。風の強い日に、特にカバーなどかけたまま止めておくとすぐ倒れてしまう自転車。そうして倒れてしまった自転車を、皆さんならどうしますか?となにやら謎かけのように問うイノーラさん。

「…は?…」

誰もが抱いたであろうその問いかけの意味。果たしてその答えは「もうそのまま倒しておく」というものでした。最初から自転車を倒しておけば、それ以上もう倒れることはないという合理的思考。つまり最初からギターのジャックをアームに当てておけば、それ以上当たることはない。当たりそうだといちいち気にかけることもないというのです。さあどうでしょう、このワンダホーな例え。というか確かにそれ以上当たることはないでしょうが、楽器的にいいんでしょうか?しかしこれこそ僕らの僕らの頼れるリーダーだと言っても過言ではない華厳の滝なのです。あそれはともかく。

この日は小さいギターで『It's Only a Paper Moon』と、4月しかやらないんですがと言いつつ、ダニーさんを偲んでピアノとハーモニカで『俺も少年だった』を演奏。弾き語り吹き語りのシブ技を見せてくれました。また、お客さまからのリクエストにこたえての『Orange Blossom Special』もいつもながら圧巻のひと言です。もともとはフィドル(バイオリン)のこの曲を、よくハーモニカであそこまで再現できるなあといつも思います。ホント吹き倒すって感じ。スゴいっす。あ、そう、この日はですね、いつものように蒸気機関車が動き出す描写から始まって、徐々に徐々に速度を上げてって、さあ突っ走るぞー!と思ったら、アレレ?シューっとスピードが落ちてきてそのまま停車しちゃったんですよ。え?どうしたん?まさかやっぱりハードだから今日はここまでです、なんてオチじゃ?と思っていたら、

「えー、キーを間違えました」

とリーダー。イヤハハハハ!珍しいこともあるもんです。でもみんな同じカタチしてるからそういうこともあるよねえ。うーん、なんかこのあたりもさすがリーダーって感じでした。いやなんとなく。あとですね、アンコールでお届けした『Over the Rainbow』なんですけど、これエンディングの最後のリット(リタルダンド:だんだん遅くすること)に合わせてウインドチャイム入れてるんですね。で、この日も曲の最後が近づいてウインドチャイムを入れてったらば、なんと!曲が終わらなかったんです。

(えっ!?

と密かにアセる私。結局1回多くリピートしてから無事曲は終わったんですけど、釈然としない私はライブ後にサトーくんコッソリに聞いてみました。

「ねえねえ?エンディングの尺って、いつの間に変わったの?」

「あ、そっスよねえ。ボクもそう思ったんスよねえ

というサトーくん。あれぇ?じゃあいったいどうなってるんだ?と思っているところへイノーラさんから思わぬ声が。

「あ、あれね。前ピアノがいた時のサイズだね。エンディング倍にしてソロ入れてもらったんだよね」

「!

マジすか。もお〜、お願いしますよ言ってくださいよ〜。と苦笑いするしかない私ら。おかげでウインドチャイム往復しちゃったじゃないのよ。お客さまにはバレなかったからいいようなものの。って、バレてますがな。イヤハヤ。最後まで気の抜けない、というか抜いちゃいないんですけど、何かが起きてしまうこの現場。いつものいつもの頼れるリーダーに乾杯!

d0067750_15461286.jpg

ちなみにリーダーがネタにしていた、リハで私が見間違えていた譜面というのがコレ。似てますよね?ね??





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# by cicocico | 2017-04-30 16:19 | Comments(0)

お知らせ

Breath-talk

2017/07/13(木)
吉祥寺 Strings 
TEL:0422-28-5035
東京都武蔵野市吉祥寺本町 2-12-13 (TNコラムビル地階)
開場18:30 開演19:30 
チャージ:¥2,600(税込)

猪浦“Charlie”教行(Harp)、佐藤豊(Gt)、井上“Cico”浩一(Per)

================

◆シンシア

2017/07/28(金)
横浜 Paradise Cafe'
TEL:045-228-1668
神奈川県横浜市中区住吉町6-72シャンローゼ関内B1
開場19:00 開演20:00(2ステージ 途中休憩あり)
チャージ:¥4,000(税込・飲食代別)

シンシア(Vo)、
吉澤秀人(Gt)、堺敦生(Key)、井上“Cico”浩一(Per)
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# by cicocico | 2017-04-28 09:08 |  お知らせ | Comments(0)

イレギュラーを一杯

d0067750_17491069.jpg
 めずらしくコンビニでコーヒーを買おうと思ったわけですよ。お店で淹れるやつを。普段はあまりコーヒーを飲まない私。たまに何かの拍子に気が向いた時も、買うのはいつもレギュラーサイズでした。で、レジのお姉さんにコーヒーひとつ、と注文したんです。

「かしこまりました。サイズはいかがなさいますか?」

その日はチョット寒かったからでしょうか、その時フトめずらしく、というか初めて量が多い方にしようかな、と思ってしまったんです。

エートね

その瞬間、言葉に詰まりましてね。アタマの中にはこのドリップマシンの『R・L』の絵は浮かんでるんですけど、レギュラーじゃない方の名前が出てこない。知らない単語じゃないのにフッとど忘れしちゃったみたい。必死に思い出そうとするんだけど『ラージ』という言葉が出てこないのよ。さらに、焦ってるからか『R・L』のどっちがレギュラーだったのかも一瞬わからなくなっちゃった。またそんな時に『R』と『L』って左右が逆じゃね?なんて余計なことが浮かんでしまい、ますます混乱する私。イヤ、この間ほんの数秒のハナシですよ。で、そのあげく口から出たのが、

エートね、大きいほう

「ラージをおひとつですね。ありがとうございます」

もう一瞬でグッタリしました。いやあ、たまに変わったことするとコレですよ。お金を払ってカップを受け取って、マシンの前で答え合わせ。わかってしまえばホント何てことないことなのに。それにしても『大きいほう』ってなあ。せめて『エル』くらい言えないもんかね、とうなだれたのでありました


それぞれのTSO。うーむ

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# by cicocico | 2017-04-03 23:13 | Comments(0)

終章・新たなるデブジャへ 〜TSOの記憶〜

 さて全ての楽器を車に積み込んで会場を出たのはやっぱり夜の10時を回っていましたが、ちょっと軽くご飯食べていこうよという光田さんのお誘いで向かった先は、今年も賀来千香子の、じゃなかった駅近くのびっくりド◯キーです。もちろんみんなびっくりしないよう慎重に入店しました。さらになんとなく見覚えのある席についた一同はそれぞれメニューを眺めます。するとめずらしく森タクさんが決めかねていたので、つい横から口をはさんでしまった私。

「じゃあまたビーフシチューにしたら?前来た時頼んでたじゃん」

「ふぁ〜!?そうだっけ!よく覚えてるねえ」

まさかこのバカブログに書いといたからとも言えず、イヤほら、ディナーで出たやつと食べくらべるって言ってさ、と答えると、

「あ〜!そんなことあったねえ〜」

と森さんも思い出したようでした。あとシンコちゃんは大盛りのポテトね、と言うと、そうそう!今頼もうと思ってたと笑顔が返ってきました。そしてそんなお節介な私の注文はというと、さんざん迷ったあげくに「マカロニ&チーズ」に「みそ汁」という妙ちきりんな組み合わせ。なんでこんな注文になったのか今となっては自分でもわかりませんが、なんとなくこれでさらにブリトリ仲間になれたかなという気がします。みなさん今日はお疲れさまでしたと光田さん。結局40分押しかぁまあなんとなく予期してたんだけどさ、へへへと苦笑い。大丈夫です!最初からまわりの誰もが口には出さずとも同じ気持ちだったに違いないのですから。フフフ。さらにもしも次に60曲ライブやる時は最初から2Daysでお願いします!なんて意見も出たりしてみんなで大笑いしたのでした。

こうして午後11時半、鎌ヶ谷の長い一日は終わりました。滞在時間だったり懐かしい曲だったり、あるいは開場前の風景やポテトにみそ汁など、数々のデブジャに彩られたこのライブにまつわる出来事は、またひとつの素晴らしい思い出として私の中に深く刻まれた筈です。そしていつかまた、この日が語られる瞬間(トキ)が訪れたならば、きっと私はこう言うのでしょう。

え?…そんなことあったっけ?…と。

ザ・トシソウオウ。それがTSOの記憶。疑惑の笛のデブジャ再び。いつか出会っていたような風景と遠ざかる記憶は、実は背中合わせなのかもしれません。


最後にあらためて。
光田さん、誕生日おめでとうございました!

ル・キャーンズ・フェブリエ・デブジャ!(何だそれ)

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# by cicocico | 2017-03-29 02:22 | Comments(0)

第3部 〜TSOの記憶〜

 軽食のお時間と言いつつ割と早めに出て来ちゃった私たち。ゴメンナサイね。お察しの通りすでにこの時点でだいぶ押していたんです。本当はもう少しゆっくりしていただく予定だったんですが。まだ召し上がってる方もいるしと光田さんも迷ってましたが、何しろこの3部が一番ボリュームがある上、今回曲は削れないということでどうにもやむをえず始めさせていただきました。もちろん食事しながら見てくれてても全然かまわなかったんですが、やはり客席も暗くなったりするしなかなかね。そこは申し訳なかったです。

◇珍曲迷曲ハテナ楽曲コーナー
・誤解されやすい奴
・迷う夢
・Early Bird
・詳しくは言えない

そんな3部の幕開けは一風変わった曲をお届け。光田さんも言ってた通り『誤解されやすい奴』をまさか演奏する日が来るとは思いませんでした。何しろこの曲のモデルは、かつて事務所でスタッフやローディーとして活躍してくれていたMくんなのですから。当時彼をいろいろ面倒見ていた光田さんが、いつも言葉だとお説教になっちゃうんで歌にするからと作ったこの曲。説教を「歌にする」という発想もすごいけど本当に歌にしちゃったというのもすごいス。もう20年くらい前の作品で僕もその彼のことはよく知ってましたが、でももうずいぶん前に事務所を離れてちゃってましたから。そういう意味ではいろんな場面が思い出される1曲ではありました。

◇新曲名曲?楽しめ楽曲コーナー
・anuenue〜虹とあなたと
・新曲 The Road(仮)

昨年書かれたばかりのハワイアン調の『anuenue〜』は僕は今回が初めての演奏でした。サビにガッツリハモりがあって、いつもなら時間的に間に合わなかったかもしれないんだけど、実は昨秋のファンクラブの遠足でやる曲の候補に入ってて、その時にかなり集中して練習したんです。結局演奏では遠足しませんでしたけど、違った、遠足では演奏しませんでしたけど、そのおかげで今回は割とすんなりできたんです。何事もしっかり経験しておくもんですなあ。

◇知る人ぞ知る一部で大ヒット 光田健一代表曲コーナー
・Beginnings!
・君に夢を伝えたい
・東京という街で
・世間She Loves You
・二人は最高〜Just My Love!
・宝物

ライブというのは生き物ナマモノと言われる通り、時に思わぬ出来事が起きたりするものです。おなじみの人気の曲が続いていよいよ本日もクライマックスに向けて、というところでそれは起きました。『世間She Loves You』のイントロが始まり、さあまたみんなでコーラス大会だあ!というところで皆さんを指揮するはずの光田さんがそのままフッと袖に消えたんです。

(!?へ……)

見ているお客さんもなんだ?どうした?と思われたでしょうが、ステージに残された我々3人も同じくなんだ?どうした?状態でしたよ。といってももう演奏を始めちゃいましたからね。どうしたもんかと上手を見ると、それでも森さんもシンコちゃんもフツーに淡々と演奏してましてさすがだなあと思ったんですが、客席の上にたくさんの「?」マークが浮かんでるのが見えましたし、このまま黙ってるのも放送事故みたいになっちゃうかなあとも思ったので、思わずしゃべっちゃったんです。マイクも僕のとこしかなかったし。皆さんも「?」でしょうけど僕らも同じように「?」ですって。で、あとで振り返って我ながらやるなあと思ったのは、この時ひと言ふた言とりとめのない話しをしながらも、つなぎのネタを考えてたってことです。オホホ、冷静でしょ?実際、何があってどのくらいで光田さんが戻ってくるのか全くわかりませんでしたし、おそらくそれほど長くはならないだろうけど、もしかすると2〜3分くらいはつなぐことになるかもって瞬間的に思ったんです。で、まずコーラスを手がかりにして次の曲へ持ってく小ネタが浮かんだんですよ。幸いすぐに光田さんが戻ってきたので披露せずに済んだんですが。それで光田さんが消えた理由はというと「バッテリー切れ」だったんです。光田さんはiPadを使って歌詞を表示させているんですが、あとで聞いたところによると、このコーナーが始まって少ししたら、不意に「バッテリー残10%」という電池の警告メッセージが画面にパッと表示されたんですって。このあとまだ十数曲演奏しなくちゃならないのにどうする!?ってことになって、必死に考えをめぐらせた結果、袖にいるスタッフを呼んであれこれ指示するよりも、唯一自分が抜けられるのがこの世間〜』のアタマだったので、そこで自ら楽屋の電源アダプターを取ってくるのが最も早く、またステージへの影響も少ないだろうと判断したんだとか。いやあ演奏しながらいろいろ考えてるんですねえ。しゃべりながらネタ考えてるのとはラベルが違いますねえ。そして長いライブではこんなこともあるんですねえ。それにしてももはやいっぱいいっぱい〜だったのは我々メンバーでもお客さまでもなく、まさかのiPadくんでありましたとさ。ありゃん。

・リベルタンゴ(A.ピアソラ)
・チャールダッシュ(モンティ)
・君とふたり
・空が好きだった君に

さて、TSOライブもいよいよゴールが近づいてきました。ここでまたブリトリらしく『リベルタンゴ』と、そして森タクさんのアタマじゃなくて超絶バイオリンが光る『チャールダッシュ』。これだけの曲をホント涼しい顔して弾いちゃうところがなにげにカッチョいいよなあ。しかもそんな名演奏の素がポテチだったとは(違)。機会があったらぜひ聴いていただきたいです。そして続く2曲もピアノとストリングスの奏でる旋律とやわらかな響きが美しくて歌とともに自然にスーッと、沁みます。

・こんにちはさようなら
・ありがとうのこと

ついにきました疑惑の笛が!もとい『こんにちはさようなら』が。いや、じっちゃんの名にかけて謎はすべて解けた笛を使ったこの曲。私にまかされたのは間奏でした。わずか8小節とはいえ大事なパートです。そのため先手を打って自主トレに励んだ私ですが、やはり慣れない楽器の演奏は緊張するもの。当日も隙あらば楽屋でギリギリまでピーヒャラピーヒャラ練習するつもりでした。が、開場間際になってハタと気づいたのは、もし途中で私がたて笛を持ってステージに上がったら、その時点でああこの曲をやるんだということがバレちゃうってこと。ガーン!いやお客さまの目は鋭いものです。スタッフにお願いして譜面とともに置いてもらうことも考えましたが、不自然な動きでかえって目立ってもいけないし、何よりたて笛は長くてファイルでは隠しきれなかったのです。

(あちゃ〜〜…)

ブルースリーではありません。このことに気づいて愕然とした私の心の叫びです。やむなく開場前に笛はステージ上に置かれました。あとに残ったのは最も心配な曲を5時間後に、ぶっつけ本番で演奏しなければならないという恐怖!その瞬間がついに訪れたのです。クールに進んでいたライブの終盤に、この日一番の手に汗握る瞬間!なんかね、あとで聞いたんですけどそんなたて笛が奥のスクリーンにアップで映ってたそうですね。そういえばこの日はマルチアングルカメラで撮ってたんだよね。すっかり忘れてましたよ。ひゃー。緊張でプルプルしてるのが映ってたりしたらハズカスイなあ…って今更だけど。そしてそんな個人的なピークを超えたら、ついに本日の50曲目に到達です。『ありがとうのこと』は、光田さんから皆さんへの深い深い愛情が溢れていました。

本編最後の『誓い』もまたスケール感のある1曲です。気持ちを込めながら、同時に今年もこのステージに立てたことや、長かったライブももうすぐ終わりなんだなという感慨を抱きつつ演奏しました。おつきあいいただいた皆さまにはしみじみと、心から感謝です。ありがとうございました。

◇Encore
・青空と人生と(オフコース)
・ありがとね

大好きな小田さんの曲を弾き語りでお届けした光田さんに呼ばれ、再びメンバーがステージへ。これで本当に本日最後の曲は楽器は持たないで、光田さんのピアノにのせて3人でコーラスを歌いました。途中でお約束の眠くなる小芝居をはさみつつも、皆さまへ想いを込めてしっかりと、ありがとね。

大きな大きな拍手に見送られた私たち。楽屋でふと見た時計は20時15分でした。

(……まぁ…、だよね…)

こうして全53曲、6時間を超えたバースデーライブは『Happy50曲↑5時間ライブ!』というタイトルをも超えてトシソウオウに(トシソウオウに?)幕を閉じたのでありました。

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# by cicocico | 2017-03-28 08:35 | Comments(0)

第2部 〜TSOの記憶〜

♪ピアノびとの世界〈Instrumental楽曲特集〉
・ムーサの果実
・HOME〜大切なもの

◇ザ・ブリリアントリオの世界〈名盤ブリトリ特集〉
・OCEANUS〜オケアノス・海の守り神
・出逢い
・A Dancer Unknown〜見知らぬ国で

◇元祖 ♪ピアノうた
・決心
・子供と大人
・H*E
・The September Song
・My Valentine(Paul McCartney)
・Piano Man(Billy Joel)
・Stars(Stardust Revue)


…と曲目を書き連ねてみましたが、ええ、そうなんです、ご覧の通り2部はインスツルツルメンタルや弾き語りを中心にお届けするので、ワタクシはほとんど出番がない出番夫人ですの。そこでようやくひと息ついて、ここで遅い昼食というか朝食というかをとっておくことにしました。本番前もバタバタでお茶くらいしか飲めなかったからなあ。とケータリングの残りをつまみに行く私。しかし残り物には服ガールじゃなかった福があるという通り、ブリリアントリオの豪華BGMをひとりじめにしてのブランチ、いやティータイム、つーか時間的には早めの夕食?ま、いいや、とにかく優雅なひと時を過ごしました。ここのパンはホントに美味しくてシアワセ。やがて出番を終えた出番夫人じゃなかったシンコちゃんと森タクさん、そして光田さんも衣装替えのためいったん戻ってきました。

「ハイ、おつかれさまぁ〜〜」

とお出迎えする私。そしてこのあとの弾き語りコーナーのため、今度は客席後方にセットしたエレピに向かう光田さんが途中で不意に立ち止まり、そうだチコちゃんあとでこれ持って出てきてくれる?と言ったのはなんと抱き枕。しかも光田さんのお姿がプリントされたオリジナルの一品じゃあないですか。あら素敵!お店からのプレゼントだそうで、ぜひ皆さまにもお披露目したいとのこと。へえ〜了解!持ってくよと答える私にさらにリクエストが。

「で、なんかキャラやってくれる?」

「?…へっ!?キャラって??…キャ〜健ちゅわ〜〜ん♡!……みたいな?」

「アハハ、それいいねオンナキャラ!じゃ、それで」

即決。そして去っていく光田さん。なんだこのキャラって。条件反射的にやってしまった私も私だが、冷静に考えたらこれはトシソウオウなんでしょうか?というかそもそも今回のライブはずっと冷静だったんじゃないのかオレは。

(冷静、冷静、トマトの冷製…)

そんな言葉が頭の中でグルグル回りだしたので、あらためて気持ちをしずめようとコーヒーをいれているところに、シンコちゃんがやってきました。そしてニコニコしながらパンなどつまみつつ急に、

「ねえチコちゃん…、自分が50才っていう自覚、ある?」

と言ったのです。思わぬ問いかけにややうろたえる私。

「?えっ……と、イヤ…ない……」

「…だよね……」

(…『だよね』って…。…でもまあ…そうだけど

そしてニコニコしながらしばしの沈黙。なんだこの妙な間は。まあでも実際自分の中では最初の頃から(←最初っていつだよ)ずっと変わってない気でいるんだよねー、と私。あ〜なんかわかる、とうなづくシンコちゃん。そこでふと思い出した私は、毎年夏に手伝っている発表会での出来事を話しました。ある生徒さんから今度結婚することになったと言われ、えっ!?そんな若いのに!?と驚いたら、その生徒さんにもうすぐ30だと言われて、さらにビックリしちゃったんだよね。自分だけならともかく、まわりもずっと最初のままでいると思っちゃうのかな…アホでしょ?と私。ウフフ…でもわかる気はするなぁとシンコちゃん。まあこうして太鼓なんて叩いてきたわけだし、やっぱり多少はフツーの世の方々とは差があるかもしれない…という自覚ならあるんだけどさ…。なんて話しをしているうちに、弾き語りコーナーが終わって再びブリトリのお二方がひと足先にステージへ。うーん…いったい何でそんな話になったんだろか。ま、いっか。

さて、アレ?チコちゃんは?という光田さんに呼び込まれ、とりあえず気をとり直した私は抱き枕をギュッと抱えてキャピキャピと入場しました。お約束の小芝居で客席にプリントされた光田さんの姿をお見せすると、キャ〜ともヒャ〜ともつかない悲鳴のような失笑(なんだそりゃ)が巻き起こりました。ふう、これでヨシ、と無事任務を遂行して本来のポジションにつく私。そしてまた光田さんが次のテーマを紹介。今度は歌詞の中に「星」が出てくる曲のコーナーです。

「題して!『星』の名曲コ〜ナ〜〜!パチパチパチ…ってだから効果音入れてってばチコちゃん、頼むからさ」

アワワワ…とあわててチャリーンとやる私にお客さままた大笑い。ううまたもや…九段下。というか油断した。ことごとく気が利かないダメな私。ススススイマセン。ララララブソング。

◇『星』の名曲コーナー
・心の瞳が輝くとき
・スクリーンの夢
・Cry'n Smile

お客さまを3つのチームに分けてコーラスで参加していただくCry'n Smile』は、かなりロックな曲なんですが、これをピアノ三重奏でやっちゃうところが、光田さんのスゴいところというかブリトリの底力というか。特に最初のコーラス練習するところは本来バンド編成だったらドラムとベースが担当するところを、チェロとバイオリンでやってるんですもんね。私もコーラス練習に参加するのでパーカッションすらなく完全に弦の2人だけ。でも充分リズムが出せちゃう。あ〜、これだったら妖艶な女性外国人シンガーの出番があっても大丈夫かも。出番夫人。ケ〜ニチィ〜〜♡って本番中に何考えてんだか。うーむ、冷静なのも考えものですな。それはともかく、血液型でA型チーム、O型チーム、B型とAB型とそれ以外の人チームの3つに分かれたお客さまの歌声がよく響いてとても一体感がありましたね。

そしてこれもおなじみの『☆STAR☆〜スター〜』を元気にしなやかにお届けして2部が終了。お客さまは軽食のお時間です。

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# by cicocico | 2017-03-25 07:47 | Comments(0)

第1部 〜TSOの記憶〜

 ハイ、大バカ者の妄想はさておいて、今年のバースデーライブは全体が3つのブロックに分けられていました。やはり光田さんにちなんで3つだ!ではなくて、何しろ50曲ですからね。長丁場ですものそりゃ途中で休憩も必要ですからね。ってことで3部構成になったんですが、思えば昨年は2部でしたからもうこの時点で昨年を上回る予感ビシバシですよね。で、各部の中でさらに数曲ずつが1つのコーナーにまとめられていました。コーナーにはそれぞれテーマが設けられており、光田さんがそれらを紹介して演奏へという流れです。大台突入記念のロングライブにようこそと客席にご挨拶をして、さっそくテーマ紹介へ。まず最初は歌詞の中に「光」という言葉が使われている曲をお届けしますと話す光田さん。

「題して!『光』る名曲コ〜ナ〜〜!パチパチパチ…ってだから効果音入れてよチコちゃん、チャリーンとかさ」

アワワワ…とあわててチャリーンとやる私にお客さま大笑い。ううシマッタ…九段下。というか油断した。冷静なのに気が利かないダメな私。スススマン。ララランド。

◇「光」る名曲コーナー
・南風〜Hae〜
・光をさがして
・ずっとHappy Birthday‼︎
・想い出を超えて

どの曲も素敵なんですけれど、ブリトリらしさというところではやっぱり『光をさがして』でしょうか。ピアノ三重奏の繊細なアンサンブル。場面転換と歌の伸び縮みに気をつけて、呼吸を合わせての演奏。自分のイメージとしてはフルオーケストラなんですけどね。小さい編成ですけど大きい世界観を意識してというか。あ、今ふと思ったんですけど、これってもしかして盆栽に通じるものがありますか。知りませんか。いやもちろんやったことはないんですがなんとなく。えー、続いては春夏秋冬それぞれの季節に重なる曲のコーナーです。

◇季節の名曲コーナー
・花火
・秋の日に
・この冬が終われば

ボサノバちっくな『この冬が終われば』ですが、寂しい(寒い)冬の感じを出したくてあえて低音の出る打楽器は避け、ピアノのリズムににゆだねてほぼタムボリンで通しました。また、ほんのちょっとした音の出し入れには光田さんからいくつかリクエストをもらい、そのちょっとしたことが全体の仕上がりにも関わってくるので気をつけて演奏しました。ところで夏から始まったこのコーナーですが、実は「春」を舞台にした曲、あるいは歌詞に出てくる曲というのがなかったんだそうです。意外ですねえ。で、春はなかったけど青い春「青春」はいっぱいあったということで次は、

◇青春ソングコーナー
・美しい想い出に
・青春と絵の具
・帰郷

ずいぶん久しぶりに演奏した『青春と絵の具』は、イヤホントに久しぶりだったんですが、この曲もまた場面の切り替えが多くてね。全体的にはビッグバンドな感じ、ダンスホールの演奏みたいなイメージで、それぞれの場面での楽器の持ちかえが見せどころというかパーカッション冥利に尽きるというか、演奏してて楽しい1曲でした。

◇復刻!オンナうた特集
・真っ白な八月
・いつか二人で…
・優しい雨の中で
・プロポーズのとき(岩崎宏美)

女性目線で歌われた曲は他にもいくつか候補があって、光田さんも悩んでたみたいです。で『真っ白な八月』は遠い夏の記憶と気だるい昼下がりの景色を、『いつか二人で…』は少し暗めの曲調と物憂い雰囲気を意識して、タンタン(ブラジルの打楽器)を入れてみました。先の『この冬〜』と変化がつけられたんじゃないかなと思っています。

1部の最後は、かつてのオンナうたライブでも好評だったという『パパ(プリンセス・プリンセス)』を。ガールズバンドとして一世を風靡したプリプリですから、この曲は私も存じておりましたよ。しかもカセットテープ(!)で聴いておりました。ワ〜オ!TSOでしょう!?そんな懐かしの曲を演奏できるなんて楽しいじゃないですか。でまた光田さんが上手に歌うんだ。ってあ、これは『カミテ』じゃないですよ『ジョウズ』ですよ。右側に歌ってんじゃないですからね。こういう曲も合うんだなあと最初のリハの時から密かに思ってたんですホントに。オリジナルもいいけどオンナうたもね。プリプリもいいけどブリトリもね。おせちもいいけどカレーもね。

とTSOを全開にしたところで休憩入りま〜す。

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# by cicocico | 2017-03-22 23:50 | Comments(0)

いざステージへ 〜TSOの記憶〜

 鮮やかなブルーのシャツに着替えた光田さんがステージ袖へやってきました。長丁場ですがガンバっていきましょう、と円陣を組むメンバーたちと再び手を重ねます。

「それじゃ行きましょう。本日もよろしくお願いします!」

「はぁあ〜〜い」

と何ともしまりのないかけ声でステージへ向かうワシら。お客様があたたかい拍手で迎えてくれます。本当にありがたいことです。ああ、またこのステージに立ててよかったなという気持ちがジワ〜っと湧いてきました。

(よおしオレも今のこの想いを音にのせて全力でお届けするぜ!でも力みすぎないようにな!)

この期に及んでも自分でも不思議なくらい緊張しなかった私は、落ち着いたワクワク感というか冷静な高揚感みたいなものを感じていました。そして光田さんが登場し、ひときわ大きな拍手から静寂へ。にっこり微笑んだ光田さんのピアノが優しい音色を奏で、いよいよ開演。幕開けの『カゼカヲル』はいいですね。昨年の大編成のバンドでの華やかな演奏ももちろんですが、このブリリアントリオの響きも好きなんです。特にBメロの弦が入って広がっていくところ、サビに向かって花開いていく感じが、シンプルな編成だけにいっそうきわだっていて泣けてきます。大事なオープニングの曲だし、これは何とかサビだけでもハモらなきゃとメニューを見た瞬間に思いましてね。で、昨年1月のリハーサル音源を聴いて音を拾っていったんですが、そうするとたちまち当時のことが蘇ってきました。賑やかでクルシタノシかった日々。それでも笑顔があふれ充実していた時間。クミちゃんカトちゃんケンちゃんの素晴らしきコーラス隊と一緒だったのがまるで昨日のことのよう。この曲はそんな懐かしく鮮やかな記憶とともに私の心に焼きついています。3人の歌声とともに。しかし無情にも時は流れ、季節はまためぐってきたというのに、今は…独り

(みんなどうかオレに力を貸してくれよな

そっと心でつぶやいた私はこみ上げてくる熱いものをグッとこらえながら、彼らの分まで想いを込めて歌い始めたのでした(言っときますけど皆さん元気に活躍されてますから!)。

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# by cicocico | 2017-03-21 23:21 | Comments(0)

再訪〈あの日の風景に〉 〜TSOの記憶〜

 2月11日。前日は都内にも雪が舞っていましたがこの日は快晴。今年もやってまいりました新鎌ヶ谷はMT Milly'sへ。昨年よりも1時間ほど開場時間が遅いとはいえ、相変わらず機材が多くセッティングに時間がかかる私は今回も早めに会場入りしました。

(あれから1年か早いのう

そんな感慨にひたる間もなく、私は光田さんにもカッコイイね!とほめられた自前の台車をこの日もフル稼働させすみやかに搬入。お店のスタッフさんや調律中の木佐美さんにおはようございますとご挨拶を済ませ素早くセッティング開始。今年は前回とは逆に舞台の上手(お客様から見て右側)にバイオリンとチェロ、中央のピアノをはさんでパーカッションは下手です。あ、出た!パーカッションは下手ってこれ『シモテ』ですからね『ヘタ』じゃないですからね。という定番ネタを思い出す私。かつて大きなツアーだと楽器は預けっぱなしで各地をまわったりしたんですが、各会場でスタッフがすみやかにセッティングできるよう、各楽器のケースに『上手ドラム』とか『下手ー2』なんて書いたテープを貼って運んでいて、私なんぞも『パーカッション下手』なんて貼られたケースでまた別の現場に行ったりすると、そうかパーカッションはヘタなのか、というお約束のギャグをよく言われたものです。時にはパーカッションが長いからか『パーカス下手』なんて略されちゃって、そうするとパーでカスでヘタクソというもはや救いようないヤツみたいになっちゃったこともありましたよ。ホホホ。さて黙々とセッティングしているうちにやがて次々とメンバーが、そして程なく光田さんもやってきてすぐにステージに上がり、ピアノや演出で使う各種機材の確認を始めます。それからマイクを使ってメンバースタッフ一同に本日のメニューと流れ、音や映像による演出の説明が終わると素早くサウンドチェックに入りますが、この時点ですでに押せ押せムード。野球の試合なら大いに盛り上がるところですが今日はライブ。あわてずでもすみやかにリハーサル終了するや、すぐさま舞台監督から客電を開場モードに!の指示。間もなくでーす!ステージの照明を落としてくださーい!調律はそのまま続けてOKでーす!と次々に声がかかります。素早くピアノに取りつく木佐美さん。アレと、いつか見たような風景に思わず、どう?今年もオープニングアクトで…と言いかけて、

(ダメダメ!これじゃホントにデブジャだよ)

とあやうく踏みとどまった私。時間がないんだから邪魔しないように、後ろ姿によろしくお願いしますと心の中でつぶやいてイソイソと楽屋へ。そしておよそ10分押しで開場されたようでした。さあそこからはバタバタと本番に向けて着替えたり譜面を用意したりの作業が続きます。いやバタバタしてるのは僕だけだったかな。最初あわててる風だったシンコちゃんもふと気がついたら紅茶とケータリングのパンを優雅につまんでるし、森タクさんに至っては本番前にそんなにガッツリいっていいのと思うようなカツサンド食べてるし。なんだかやっぱり演奏以外でもスゴいお二方と最後までバタついている私なのでした。んっがっくっく。

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# by cicocico | 2017-03-19 14:17 | Comments(0)

疑惑の笛 〜TSOの記憶〜

 冷静にメニューを見極めリコーダーを任されると確信した私は、まだ何も指示はされてもいないうちに先手を打って行動に出ようとしたのだが…

(ヤバい!練習しようにも楽器がなくちゃ…)

そう、こればっかりは肝心のリコーダーがなければ話にならないのだ。リハーサルに行けばおそらく光田さんは用意してくれているだろうが、できればその前に少しでも慣れておきたい。イヤ、思い出しておかねばならない。そもそも自分がどのくらい吹けるのかが試してみなければわからないし、何しろ今はわずかな時間も惜しいのだ。しかし焦ったところでどうしようもないこともわかっていた。

(ああ…なんでもっと早く気がつかなかったかなあ…)

いくら直前までメニューが出なかったと言っても50曲も演奏するステージだし、実際の卒業式で歌われたりもしてる光田さんの代表曲のひとつでもあるし、ご自身のライブでもよく演奏されているみたいだし、よくよく考えたらメニューに入る可能性は高かったんじゃないか。もっと早くそこに思い至っていればトイレ犬のようにウロついてるヒマに買ってくることもできたのに、とため息をつく私。ハァ〜。まあ今さら悔やんでも始まらないと、すぐに頭を切り替えてまずは譜面をそろえるため過去の資料やファイルをゴソゴソ引っ張り出していたところ、

「…アレ?…あった……!」

思わず声を出してしまった私。そう、リコーダーがあったのです。なぜか我が家に。ほとんど新品同様のそのソプラノリコーダーを、私は買った記憶がありません。一生懸命TSOメモリーを呼び出してみたのですが、買った記憶どころかステージで演奏した記憶にしても、やはりかつてのツアーでの『こんにちはさようなら』以外に思い浮かばなかったのです。

(借りパク……)

そんな言葉が脳裏に浮かびました。自分で買ったのではないのなら当然そういうことになります。いやぁでも確かツアーが終わった時に返したと思うんだけどなぁ…、それに昨年カトちゃんケンちゃんが吹いてたってことはちゃんと返してたってことだよなぁ…、それともまた新たに買いそろえたのかなぁ…。いろいろ考えましたが結論が出るわけでもないので、とりあえず私はそのリコーダーを使っておさらいしておくことにしました。そして迎えたリハーサル初日。みんなに配られた最新のメニューを見ると『こんにちはさようなら』のところには思った通り〈笛〉の文字。我ながらナイスな読み。ヤレヤレ…とカバンからリコーダーを取り出すと、

「あれ?チコちゃん、マイリコーダー持ってるんだ?さすがだね」

「イヤ健ちゃん、コレなぜか家にあったんだよね。もしかして借りパクかも」

「アッハッハ、そうなんだ。ま、いいや。とりあえず今回はそれでよろしく」

と笑う光田さん。こうして別段おとがめを受けることもなく、長くて短いリハーサルが始まったのでした。そして駆け足で過ぎていくような毎日の中で謎を解決する暇もなく、気がつけばあっという間に最終日。やっぱりいきものがかりとなったこの日のリハもなんとか終わり、ひとまずみんなでお疲れさまのご挨拶。ふう。フセンだらけの譜面を収めた2冊のファイルとともに、次はいよいよ鎌ヶ谷です。

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新しいファイルと疑惑の笛

【後日談:謎は解けたけれど
自分で買った記憶がなくて…と言っておきながらライブ後に返却することを忘れてしまい、またまた笛を持って帰ってしまった大バカ者の私だが、その後こうしてバカブログを書いているうちにふと思いあたることがあった。そこで過去をさかのぼって調べてみたところ、やはりこの笛は8年余り前のライブで使用するために、しっかり私自身で購入したものだったのだ。それはある意味、あこがれのゲストとの共演ということで調子にのった結果だったようだが、そんな素敵な思い出になったはずのライブのことを、ここに至るまでまるで思い出せなかったというのはいったいどういうことなのか。借りパク疑惑こそ晴れたものの、こんなところでも抜かりなくTSOと言わざるを得ない。

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# by cicocico | 2017-03-16 11:44 | Comments(0)

お知らせ

◆シンシア

2017/05/19(金)【終了いたしました】
横浜 Paradise Cafe'
TEL:045-228-1668
神奈川県横浜市中区住吉町6-72シャンローゼ関内B1
開場19:00 開演20:00(2ステージ 途中休憩あり)
チャージ:¥4,000(税込・飲食代別)

シンシア(Vo)、
吉澤秀人(Gt)、堺敦生(Key)、井上“Cico”浩一(Per)
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# by cicocico | 2017-03-14 00:03 | Comments(0)

頑張ってもらわないと

「皆さんこんばんはー!飲んでますかー?今日は卒業にちなんだ曲を色々持ってきたのでヨロシク。それじゃあ今夜もみんなで盛り上がっていきましょう!」

「イエ〜〜イ!!」

10日金曜日の関内パラダイスカフェ。この日も満員のお客さまは皆さんノリのいい方ばかりで、店内はすでに楽しげな雰囲気に満ちていました。ステージに登場するや賑やかなかけ声でさらにお客さまを煽るシンシアさんに、さらに盛り上がるお客さま。そうしておいて1曲目『Melody Fair』続いて『卒業写真』という流れ。のっけから威勢よくいくと見せかけて、しっとりとした曲を続けざまに演奏するという逆転技を早くも繰り出す姐さんは、いつもながらさすがです。そして今回も1部はおとなし目にいくと見せかけて、そこから先は『Boogie Oogie Oogie』や『 Venus』など怒涛のダンスナンバー攻撃へ。いや別にダンサボーにいくのはかまわないんです。かまわないんですけどまさか一気に残りの曲を全部つなげちゃうとは!そもそもこの日のリハでシンシア姐さんは、あ〜どうしよネタがないなんかネタないかなぁ、とブツブツ悩んでいたんですが、最終的にネタはあきらめることにした姐さんは、その分いろいろイジるからヨロシクね、と吉澤さんはじめ我々メンバーに言っていたのです。そんないつもより余計にイジる宣言からまさかの怒涛のメドレー攻撃。ステージ自体は早くも2部かアンコールのような大盛り上がりだったのでそれはそれでいいんですけど、結局姐さんのトークがほとんどなかったこともあり、1部はおよそ40分で終わったのでした。早っ!いやあ相変わらず姐さんのライブは予断を許さないのであります。

休憩をはさんで2部のアタマは『卒業』から。実はメニューだけは事前に連絡があったのですが、この曲については誰の『卒業』なのかが書かれておらず、リハの時に堺さんに聞いてみました。

「あの、コレってもしかして、斉藤由貴

「だとよかったんだけど、残念!尾崎です。菊池桃子もあったけどね、ふふふ」

「そうそうそうですよチコさんあと倉田まり子もありましたけどねウンウン『グラジュエイション』っていうんですよハハハハ」

うわ懐かしい。てかみんな詳しいなあ。この日はいつもより女性のお客さまが多かったので、尾崎はどうかなあとやや遠慮がちだった姐さんですが、意外と皆さんご存知のようでしっかり耳を傾けてくださいました。そういえばこの日は実際に卒業式も多かったみたいで、車でパラカフェに行く途中で花束を持った制服姿の子たちをあちこちで目にしましたよ。春の風景だなあ。そして卒業にちなんだ曲を色々持ってきたと言ってたわりには卒業にちなんだ曲はこれで終わり、後半は再びダンサボーコーナーになだれ込んでいったのです。定番の『Night Fever』や『Staying Alive』にならんで今回『Hot Stuff』を初演奏したのですが、リハの時にシンシアさんが不意にキリッとワタクシを見て、

「この曲はチコさんに頑張ってもらわないと!」

と言うのです。一瞬ヒルむ私。コーラのCMなどでもおなじみのこの曲ですが、このバンドにはベースがいないのでその分まで頑張ってくれないと!この曲はチコさん次第だから!と言うのです。あのズンベケズンベケというノリですよねえ。ハア、まあできるだけガンバッてみます。

(けど、最近そういうガンバる曲、だんだん増えてきてるような気が…)

と思いつつもパワー多め手数多めでガンバる私。でもその甲斐あってか最終的に、イイ!オッケー!それカッコイイそれでいこ!と姐さんからおほめの言葉をいただきました。アザッす。そんなこんながあって2回にわたるダンサボー攻撃も無事乗り越えた私たち。アンコールはこれもおなじみ『二日酔い』です。もうこの頃にはお酒も入ってお客さんも姐さんも盛り上がってますから、かなりイケイケな感じでの演奏になりました。と、間奏中にまた不意に姐さんが振り返るや、

「今日、ずっと活躍しなかった地味なチコさん!カモン!!」

(!!ってエッ!?なんスかその紹介は!!?

突然のムチャ振り。つーかオレ、ガンバってたと思いますけどHot Stuff』とかで。いや多分姐さんとしては、ギターやキーボードみたいに目立ったソロなどもなかったからというお気遣いなんですよ。ただまさかこういう歌謡曲でソロを振られるとは思いませんでしたからね。ちょっとビックリしつつも何とかやり抜きましたけども。ええ、ちょっと汗。こうしていかなる時も最後まで油断できないと、あらためて心に刻んだ姐さんのライブでありました。ふう。

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# by cicocico | 2017-03-13 23:54 | Comments(0)

冷静さのウラ側で 〜TSOの記憶〜

 それにしてもライブの決まった当初こそ興奮島倉千代子だった私ですが、実は不思議なことに、時間の経過とともに次第に冷静になっていく自分に気がつきました。いつもなら本番が近づくにつれテンションが上がっていくはずなのに逆にクールになっていくというのは、初めての感覚でした。もちろんモチベーションが下がったということもありませんし急に飽きちゃったわけでもありません。早く当日にならないかなあとずっと待ち遠しかったですし、早くメニューが来ないかなあと首と鼻の下を長くして待っていたんですから。それはまたリハーサルが始まってからも同様で、曲もやることもいっぱいあるのにいつものクルシタノシイとも違う感覚でした。いったいなぜなのか…?どうしてそんな状態になっているのか自分でもまるでわかりませんでした。なんでだろう…?昆布が海の中でダシがでないの。曲数の多さに圧倒されて無意識に開き直っちゃったのか、燃え尽き症候群(やってもいないうちから)になってしまったのか、ただ単に年を取ったからなのか、もしかしたらこれも大吉効果なのか、理由は貞子ではありませんでしたが、そんなことばかりいつまでも考えていても仕方ないので、まあこれはこれである意味何かひとつの境地に達したと思えばいいか、と都合よく受けとめることにしました。そしてコレはいわゆるひとつの自然体で大舞台を楽しめるってことじゃないかい、などと勝手に一流アスリートにでもなったつもりでいることにしました。

そしてそんな盛り上がりつつも冷静だったという部分で功を奏したのは、最初に送られてきたメニューを見たときのこと。

うーむ

びっしり書かれた曲目に目を見張りながらも、いつもならすっかり舞い上がってアゲアゲくんになり不意に東の空を見上げては、よおしやってやるからなあ!チックショー太陽がまぶしいゼ!!などと無意味に心の中で叫んでしまっただろう私が、今回はちょっと違いました。曲順表をひと目見て、あぁこれは終演予定時間には到底終演しないなと思った(この時はまだ尺を縮めるとは考えなかったのだが)のは、まあいつものことだとして、同時にこの時点で、今回は比較的余裕を持たせているなと感じていたリハーサルのスケジュールが決してそうではなく、むしろあまり細かいところにかける時間はなくなるのではないか、と読んだのです(実際それは現実となるのですが)。つまり、全体リハで合わせられないなんてことのないよう、個人的にやるべきことはやっておくのは当たり前なんですが、おそらく余裕がなくなるであろう今回、もしリハが始まってから新たなことややるべき課題が与えられたとしても、それに対応するにはこれまで以上の困難が伴うであろうと推測したのです。光田さんからの思わぬリクエストに困惑する自分の姿は容易に想像できましたから、そうならないようできるだけ事前に危険なポイントを見抜き、先手を打って準備しておくべきだろうと考えた冷静沈着、クールジャパンの私。あえてヒロミゴー風に言うなら、

♪クールジャッピャアァ〜〜ンッッ!!
(だからわかりづらいしあえて言う意味も不明)

の私。そこであらためてつぶさにメニューを見ていくと、ふとある曲名に目がとまりました。

(!こ、これは!?来る!!

そう、メニューの終盤に『こんにちはさようなら』の文字を見つけた私は、その瞬間確信しました。

こ、これは間違いなく〝たて笛〟来る!!

もうたちまち頭の中は貞子のテーマがグルグルと回りだします。

♪く〜る きっと来〜る きっと来〜るジャッピャアァ〜〜ンッッ!!

と時おりヒロミゴーまで乱入してくる騒々しいヘビーローテションの中でも、私は落ち着いていました。卒業式をテーマにした、しみじみとなつかしいこの曲を演奏するのであれば、光田さんは間違いなく『たて笛』いわゆる『リコーダー』を入れてくるはずだと確信したのです。実際、昨年は加藤さんと荒井さんが間奏でリコーダーを吹いてほのぼのとした雰囲気を作ってくれましたし、さかのぼれば10年以上前のツアーで私もこの曲を吹いたことがあるのです。必ず来るとわかった以上、手をこまねいている場合ではありません。何しろ本番まではわずか10日ほど。事は急を要しました。そりゃあそうです。いくら自分も吹いたことがあると言ってもそれははるか昔。どこまで覚えているかなんてやってみなければわかりませんし、むしろすっかり忘れている可能性だって高いのです。なぜならTSOですから。USBメモリーじゃなくてTSOメモリーですから!今すぐにでも練習を開始しなければリハどころか、もしかしたら本番にも間に合わないかもしれない。ここで初めて私は焦りを感じました。ところが…

(…ヤバい!練習しようにも楽器がなくちゃ…)

そう、肝心のリコーダーが…ない!

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# by cicocico | 2017-03-10 00:39 | Comments(0)

考える日々 〜TSOの記憶〜

 大台突入を記念しての50曲ライブ。とはいえその中には弾き語りなども含まれていましたから、それらを除けば僕が参加するのはおよそ40曲ほど。なにげに一番お休みをいただいちゃってる身としては他のメンバーに何だか申し訳ないなあとも思いつつ、それでも自分にとってはこれまでで最も多いと思われる曲数なもんで、実際に取り組み始めてみてこれまでとは違うなあと感じる部分はありました。まずいつもだと、たとえばリズム感だったり楽器の割り振りだったりコーラスなどの個人的に気になるところ、気になる曲から手をつけていくんですが、今回は曲数があるのと、前にもお話しした通り各曲のサイズがいろいろと変更されるので、あまりひとつずつに集中しても仕上げたと思ったものが直前にまた変わるという危険性もありました。そこで一点集中方式からある程度やったらいったん次の曲へ進むというやり方になっていきました。造成工事(造成工事?)に例えると、1ヶ所ずつ一気に掘り下げていくんじゃなくて全体を広く浅く順番に削っていく感じとでも言うんでしょうか。そうすると1周して戻ってきた時に再度の変更があっても対応しやすいと思ったのです。まあ今更ですが、もしすべての曲をオリジナルの尺でやることになっていたら、たとえ演奏時間は長くなってもそちらの方がラクだったでしょうね。でもそしたらきっとトークのリミッターも解除されて7時間いや8時間ステージか。お客さんお尻イタイよねえ。ホホホ。あとコーラスはね、けっこう考えましたよ。いろんな意味で。昨年はホラ、カトちゃんケンちゃんの素晴らしいハーモニーが光ってたでしょう。今年はワタクシだけですから。どこをどう叩いてもワタクシだけですからね。叩いてもダメですよ叩かないでくださいよ。叩くならタイコかポケットにしてください。ポケットを叩くとビスケットがふたつ。ヤッタ〜ッ!?って割れただけじゃねえか!的な(へらず口も叩かないでください)。

で、まあひとりなもんですから基本どこにいってもいいんですね、メロディーの上でも下でも。ワタクシ光田さんとの長年のお付き合いの中で、イロモノだけじゃなくコーラスもいろいろやらせていただきました。それはさすらいの歴史でもあり、たとえば上に女性コーラスがいれば下、人数もいて声の低い人もいたら中間パート、誰もいなければ魅惑のこぶ平ボイスで上というように、その時々の編成や楽曲のアレンジにより、上にいったり下にいったり潜ったり沈んだりと、カッコよく言えばユーティリティープレーヤー、簡単に言えば空いてるところ担当者として各パートを渡り歩いてきました。そのため過去の多くの曲ではどこのパートでもいけと言われればいけるヒト、あえてドラえもん風に言うなら、

♪チャチャチャチャッチャチャ〜〜!!「どぉこぉでもぉコォーラスぅ〜〜!」
(文字じゃわかりづらいしあえて言う意味も不明)

のヒトになったというわけです。ところが久しぶりの曲を演奏する時などそのことが時おり脳内で混乱を招くことがあり、アレ?オレこれどこにいったらいいんだっけ?というアレオレコレのヒトになってしまうこともあったのです。最近の事例では昨年秋のファンクラブの遠足において、久しぶりに『みち草』を歌った際、なんだかやたら高いパートにいっちゃったケースがあります。この曲のいくつかあるコーラスパートの中で、本当はそのオクターブ下をいくつもりでいたのですが、いざ歌い出したらなぜか上にいっちゃったのね。また、ご存知のように光田さんは素晴らしいアレンジャーでもあるので、同じ曲でもひと味違うコーラスアレンジでやったこともあり、そういった経験がまた己の記憶の混乱につながったりするのです。僕は今年も鎌ヶ谷の前日、都内で椎名恵さんのライブだったのですが、そこでご一緒しているピアノの恩田さんが以前からよく、同じ曲でも複数のアレンジがあるから今どの譜面(アレンジ)でやってるのかわからなくなることがあるんだよ、と言っていたことを思い出しました。ピアノの弾き語りだったりギターと2人のスタイルだったり、そしてリズムも入ったバンドバージョンだったりと長年様々なかたちでサポートしてきた恩田さんゆえの実感なんでしょう。どうも今回、その気持ちがよくわかるなあと思った次第です。ともあれ、おひとり様コーラスとして他の人に気兼ねなく自由に歌える環境を与えられた私でしたが、それでも念のため聞いてみました。

「…とか言って、またシークレット何ちゃらが登場するんじゃないでしょうねぇ?ケンちゃん」

「ハハハ、残念ながら今回は登場しないんだよねぇ〜」

むう。そうですか。それじゃあやらねばなるまい。ってことで私は毛を剃り直して気をとり直して気合を入れ直して、自分はどの曲のどこを歌えるのか歌うならどのパートにするのがいいのか、メニュー全体を見ながら考えたりリハでもいろいろなパートを試していきました。そしてこの曲は上につけようこの曲は下にいこう、ここは上ここは下、鬼は外福は内というように、脳を振り絞り本番直前まで調整を続けていったのです。

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# by cicocico | 2017-03-07 00:51 | Comments(0)