ホップ(ステップジャンプ)
「ちょっと飲ませてみたらどうかなぁ…」
2部のステージ直前、チャーリーがつぶやいた。飲ませる相手は一足先にギターのチューニングをしているヤングサトー君のことである。といっても新入生歓迎コンパで無理矢理イッキ飲みさせようというのではない。やわらかいノリで演奏させようというのである。サトー君は天然系ながら意外に生真面目な一面もあるようで時々リズムが固くなってしまうことがあって、そんな時には、曲によってはもっとルーズな感じだったり、大きいノリでとか、いろいろアドバイスをしていたチャーリーであったが、この日は彼の知っているお客さんも多かったようできっと理解してもらえそうだから、ためしに飲ませてみたらどうかというのである。なるほどいいかもしんないね、と即採用。ただし飲めるけれどわりとすぐ酔うというサトー君があらぬ乱れ方をしても困るので検討の末、ビールをグラスに一杯、最後の2曲というタイミングで処方することにした。
結果は見事に成功したと言えるだろう。本人はもちろん、お客様にも事情を説明しご理解をいただいた上で、初の一杯ひっかけての演奏となったわけだが、実際は半分ほどしか飲まなかったサトー君がジワジワと赤くなりつつホットなプレイを披露したのには正直ちょっとおどろいた。と言うか笑えた。いやあ、やればできるじゃん!みたいな(無礼者)。ズバリこの日一番の盛り上がりだったと言えるでしょう。よくわかんないけどサトー君がビール飲むところからフラッシュたかれてるし。いやあ客席とも一体となった(←違)いいライブだったなあ。ビールって偉いなあ。すばらしい効果だ。ただ残念なことに彼の場合、曲数に制限があるんだけど…。
さてそんな愉快なライブに肝心のアンタはどうだったのと言われますと、えーとコレが実にまた何ともそのぉ……。まあいざマイクがきたもんでりきみ過ぎですかね、だいぶスベりましたね、ほほほ。というかさ〜、チャーリーもなんかこの日はうまく話をまとめるしさ〜、楽器もとっちらかることもないしさ〜〜。なんかちぐはぐなんですもの。後で聞いたらたまたまこの日の曲は楽器も多くなく持ち替えも楽なならびだったとか。ハーモニカのマイクも一本でやってみたって言うし…。むむむ、やっぱりチャーリーはチャーリーなのだった。 ハーモニカの出会った白馬のペンションに行った話や20年ぶりのスキーがちゃんと滑れたという話もよかったし。おかげさまでアタシゃスキーのかわりにトークで滑りましたよ、はいはい。
あたりまえのようにそこにある。見慣れた光景だがここでは音楽的につかわれることはほとんどない。マイクはどう思っているのだろうか?
マイクったら……。
今までにない輝きをみせた彼。ここから新しい何かが始まるのか。
演奏後、残った半分を飲み干しますます調子もあがっていった。会話もはずんでいるようだった。
おもろいヤツだ。
2部のステージ直前、チャーリーがつぶやいた。飲ませる相手は一足先にギターのチューニングをしているヤングサトー君のことである。といっても新入生歓迎コンパで無理矢理イッキ飲みさせようというのではない。やわらかいノリで演奏させようというのである。サトー君は天然系ながら意外に生真面目な一面もあるようで時々リズムが固くなってしまうことがあって、そんな時には、曲によってはもっとルーズな感じだったり、大きいノリでとか、いろいろアドバイスをしていたチャーリーであったが、この日は彼の知っているお客さんも多かったようできっと理解してもらえそうだから、ためしに飲ませてみたらどうかというのである。なるほどいいかもしんないね、と即採用。ただし飲めるけれどわりとすぐ酔うというサトー君があらぬ乱れ方をしても困るので検討の末、ビールをグラスに一杯、最後の2曲というタイミングで処方することにした。
結果は見事に成功したと言えるだろう。本人はもちろん、お客様にも事情を説明しご理解をいただいた上で、初の一杯ひっかけての演奏となったわけだが、実際は半分ほどしか飲まなかったサトー君がジワジワと赤くなりつつホットなプレイを披露したのには正直ちょっとおどろいた。と言うか笑えた。いやあ、やればできるじゃん!みたいな(無礼者)。ズバリこの日一番の盛り上がりだったと言えるでしょう。よくわかんないけどサトー君がビール飲むところからフラッシュたかれてるし。いやあ客席とも一体となった(←違)いいライブだったなあ。ビールって偉いなあ。すばらしい効果だ。ただ残念なことに彼の場合、曲数に制限があるんだけど…。
さてそんな愉快なライブに肝心のアンタはどうだったのと言われますと、えーとコレが実にまた何ともそのぉ……。まあいざマイクがきたもんでりきみ過ぎですかね、だいぶスベりましたね、ほほほ。というかさ〜、チャーリーもなんかこの日はうまく話をまとめるしさ〜、楽器もとっちらかることもないしさ〜〜。なんかちぐはぐなんですもの。後で聞いたらたまたまこの日の曲は楽器も多くなく持ち替えも楽なならびだったとか。ハーモニカのマイクも一本でやってみたって言うし…。むむむ、やっぱりチャーリーはチャーリーなのだった。 ハーモニカの出会った白馬のペンションに行った話や20年ぶりのスキーがちゃんと滑れたという話もよかったし。おかげさまでアタシゃスキーのかわりにトークで滑りましたよ、はいはい。
あたりまえのようにそこにある。見慣れた光景だがここでは音楽的につかわれることはほとんどない。マイクはどう思っているのだろうか?
マイクったら……。
今までにない輝きをみせた彼。ここから新しい何かが始まるのか。
演奏後、残った半分を飲み干しますます調子もあがっていった。会話もはずんでいるようだった。
おもろいヤツだ。
by cicocico
| 2008-04-15 10:19
|
Comments(1)