いろんな汗をかいた
明けて日曜日はエレクトーンの発表会だった。お昼くらいからのスタートなので入り時間はけっこう早いけれど、毎度のことだしこちらも充分承知しているのでしっかり目覚ましもかけてばっちり起きた。まではよかったが、前夜はたった数曲の演奏とはいえやはり興奮していたのでしょう。起きぬけに必要以上にボー然としてしまい結局焦るハメに。気がつきゃもうこんな時間だとあわてて会場へ車をふっとばす。これが車でフットバスだったらなんだかとってもゴージャスな気分でリラックスできそうなのだが現実はそう甘くはないのだった。
とにもかくにも15分程遅れて会場へ到着。すかさずの楽器搬入で汗だくになり、会場の冷房に身を任せてセッティングしているとたちまち時間はなくなってバタバタとリハーサルへ突入。「落ち着いてやろうね〜」と生徒に呼びかけるオレたちがまず落ち着け!と言い合うドラムとパーカッションの二人だった。
手際よく確実に舞台をととのえていくスタッフの方々があってこそ。節目の年でもそれはいつもと変わらない。
リハ終了後にパチリ。なかなか自分はうまく撮れないものだ。
つーか時間ないんだから早く着替えろよ!
舞台袖にいても楽屋のモニターからでもみんなの一生懸命さは伝わってくる。客席はそんな演奏者たちを静かにしかし熱心にあたたかく見つめる家族友人知人たちがいっぱいだ。そのホットな気持ちにも支えられ見守られコンサートはしっかりと進行していく。途中、ゲストの南米音楽を演奏する二人のグループに僕も2曲ほど加わらせてもらう。アルパとクアトロの響きが実に心地よくて困った。困る必要はどこにもないけど。もしかすると僕の前世はペルー人とか少なくとも中南米の人だったんじゃなかろうかと思うくらいだ(←てか現世もそうじゃん!というツッコミは受け付けません)。ま、カホンとともに見た目も含めて違和感なくとけこんでいたのは間違いないでしょうけど。それにしても飛び入りの多い近頃のワタクシではある。
今年で20回目ということで先生方からお礼の挨拶や表彰式などがあり、僕ら二人もありがたくも恥ずかしながら花束をいただいてしまった。僕は最初からの参加ではないけれど、それでも16〜7年くらいは一緒にやらせてもらっていることになるらしい。気の利いたコメントなど言える人間ではないが、客席があまりにも正しく真面目に見つめている雰囲気だったので、ここはひとつこの場を和ませねばいかんかなあと思い
「実は今日の衣装のズボンは、僕が最初に参加した時のものです。これからも初心を忘れないようにという意味ではいてきました」
という、なんとも笑っていいのかどうなのか迷うような発言をする。そして司会の先生にもとくにツッコまれることもなく、真面目な客席をさらに微妙な空気にしてすばやく立ち去ったのだった。
ところで今回一緒に演奏した子の中のひとりが、このコンサートの唯一の皆勤賞だったそうでちょっとびっくり。演奏した子といいつつ当然もう立派な大人なんですけどね。新しく入ってきた生徒や卒業していった生徒にまざって、彼女ほどではないにしても長く続けてる生徒ももちろんいてそういう子たちとはけっこう顔なじみになったりするのであまり考えたこともなかったでしたが。それにしても生まれたばかりの子が成人になってしまう程の年月といえど、振り返るとまあなんと早く過ぎゆくものよと改めて思った次第です。
そして、その彼女が急にこんなことを言いました。
「井上先生のブログ、読ませてもらってますよ」
「…え゛っっ!!?……」
「私も見ました」
と、やはり顔なじみの隣の女の子まで言うではないか。
「!…マジで!!?」
チョチョ…ちょっとまて!そんなこと誰から聞いたんだよと焦るオレ。というか皆勤賞よりもビックリである。
(ハッ!?…これはモヤシ…じゃなくてもしや…?)
振り返ると廊下にならんだニコニコ顔の四人組。彼女たちは幼稚園の頃から出場していて、かつて小学生の時には一緒に演奏したこともあり、その元気な演奏ぶりに僕らはこのチームの『スピード』と呼んでいたのだった。今回6年ぶりに再結成して共演したメンバーたちはもうみんな大学生になっていたが、笑顔はあの頃と変わらないでいる。そうかわかったぞ。犯人はオマエだな!?とその中の一人を問いただすオレ。両親が先生としてスタッフとしてこのコンサートにずっと携わっている彼女は、自分が演奏しない時期でも毎回何かといろいろ手伝ってくれていた。しかしどこで知ったのさ?という問いかけにも彼女は嬉しそうにくるくると笑っているだけである。オッさんじゃやっぱり勝ち目なし。ああ…。
おまけに他のメンバーにも、こないだの『小技』よかったですよ、とか言われる始末。むむむ…いいかみんなよく聞け。バカ文駄文しか書いてないんだから読むんじゃない!アタマ悪くなっちゃうぞ!てかハズカスイから見ないで。いやむしろお許しくださいヒラにヒラに…(大汗)
なんてことを言っていたらO先生に、ブログって読むためにあるんじゃないんですか?みんなアクセス増やそうとしてあれこれ考えてるのに、と冷静に突っ込まれた。いいんですう!あたしゃアクセスなんて興味ないんですうぅ!もうアブナイからブログには近寄らないでくださいいぃぃ!と開き直るオレであった。でもきっと覗いてるんだろなあ…ちぇ(本末転倒)
はあぁ〜〜〜、力みすぎだす。
なんだか何を書いてんだかよく分からなくなってまいりました。いやホント、参りましたが、ま、いろいろホットな週末でしたとさ。おしまい。
実は毎回はいているふた昔前の衣装。こんな太いシルエットは最近あまりお目にかかれない。
だがそれより衣装の『ズボン』と言った時点でアウトだ。今はパンツと呼ぶのだから。
(ならホントのパンツはどう呼ぶんだ?!)
とにもかくにも15分程遅れて会場へ到着。すかさずの楽器搬入で汗だくになり、会場の冷房に身を任せてセッティングしているとたちまち時間はなくなってバタバタとリハーサルへ突入。「落ち着いてやろうね〜」と生徒に呼びかけるオレたちがまず落ち着け!と言い合うドラムとパーカッションの二人だった。
手際よく確実に舞台をととのえていくスタッフの方々があってこそ。節目の年でもそれはいつもと変わらない。
リハ終了後にパチリ。なかなか自分はうまく撮れないものだ。
つーか時間ないんだから早く着替えろよ!
舞台袖にいても楽屋のモニターからでもみんなの一生懸命さは伝わってくる。客席はそんな演奏者たちを静かにしかし熱心にあたたかく見つめる家族友人知人たちがいっぱいだ。そのホットな気持ちにも支えられ見守られコンサートはしっかりと進行していく。途中、ゲストの南米音楽を演奏する二人のグループに僕も2曲ほど加わらせてもらう。アルパとクアトロの響きが実に心地よくて困った。困る必要はどこにもないけど。もしかすると僕の前世はペルー人とか少なくとも中南米の人だったんじゃなかろうかと思うくらいだ(←てか現世もそうじゃん!というツッコミは受け付けません)。ま、カホンとともに見た目も含めて違和感なくとけこんでいたのは間違いないでしょうけど。それにしても飛び入りの多い近頃のワタクシではある。
今年で20回目ということで先生方からお礼の挨拶や表彰式などがあり、僕ら二人もありがたくも恥ずかしながら花束をいただいてしまった。僕は最初からの参加ではないけれど、それでも16〜7年くらいは一緒にやらせてもらっていることになるらしい。気の利いたコメントなど言える人間ではないが、客席があまりにも正しく真面目に見つめている雰囲気だったので、ここはひとつこの場を和ませねばいかんかなあと思い
「実は今日の衣装のズボンは、僕が最初に参加した時のものです。これからも初心を忘れないようにという意味ではいてきました」
という、なんとも笑っていいのかどうなのか迷うような発言をする。そして司会の先生にもとくにツッコまれることもなく、真面目な客席をさらに微妙な空気にしてすばやく立ち去ったのだった。
ところで今回一緒に演奏した子の中のひとりが、このコンサートの唯一の皆勤賞だったそうでちょっとびっくり。演奏した子といいつつ当然もう立派な大人なんですけどね。新しく入ってきた生徒や卒業していった生徒にまざって、彼女ほどではないにしても長く続けてる生徒ももちろんいてそういう子たちとはけっこう顔なじみになったりするのであまり考えたこともなかったでしたが。それにしても生まれたばかりの子が成人になってしまう程の年月といえど、振り返るとまあなんと早く過ぎゆくものよと改めて思った次第です。
そして、その彼女が急にこんなことを言いました。
「井上先生のブログ、読ませてもらってますよ」
「…え゛っっ!!?……」
「私も見ました」
と、やはり顔なじみの隣の女の子まで言うではないか。
「!…マジで!!?」
チョチョ…ちょっとまて!そんなこと誰から聞いたんだよと焦るオレ。というか皆勤賞よりもビックリである。
(ハッ!?…これはモヤシ…じゃなくてもしや…?)
振り返ると廊下にならんだニコニコ顔の四人組。彼女たちは幼稚園の頃から出場していて、かつて小学生の時には一緒に演奏したこともあり、その元気な演奏ぶりに僕らはこのチームの『スピード』と呼んでいたのだった。今回6年ぶりに再結成して共演したメンバーたちはもうみんな大学生になっていたが、笑顔はあの頃と変わらないでいる。そうかわかったぞ。犯人はオマエだな!?とその中の一人を問いただすオレ。両親が先生としてスタッフとしてこのコンサートにずっと携わっている彼女は、自分が演奏しない時期でも毎回何かといろいろ手伝ってくれていた。しかしどこで知ったのさ?という問いかけにも彼女は嬉しそうにくるくると笑っているだけである。オッさんじゃやっぱり勝ち目なし。ああ…。
おまけに他のメンバーにも、こないだの『小技』よかったですよ、とか言われる始末。むむむ…いいかみんなよく聞け。バカ文駄文しか書いてないんだから読むんじゃない!アタマ悪くなっちゃうぞ!てかハズカスイから見ないで。いやむしろお許しくださいヒラにヒラに…(大汗)
なんてことを言っていたらO先生に、ブログって読むためにあるんじゃないんですか?みんなアクセス増やそうとしてあれこれ考えてるのに、と冷静に突っ込まれた。いいんですう!あたしゃアクセスなんて興味ないんですうぅ!もうアブナイからブログには近寄らないでくださいいぃぃ!と開き直るオレであった。でもきっと覗いてるんだろなあ…ちぇ(本末転倒)
はあぁ〜〜〜、力みすぎだす。
なんだか何を書いてんだかよく分からなくなってまいりました。いやホント、参りましたが、ま、いろいろホットな週末でしたとさ。おしまい。
実は毎回はいているふた昔前の衣装。こんな太いシルエットは最近あまりお目にかかれない。
だがそれより衣装の『ズボン』と言った時点でアウトだ。今はパンツと呼ぶのだから。
(ならホントのパンツはどう呼ぶんだ?!)
by cicocico
| 2007-08-09 16:02
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