ヘッドバンギング
昨日は国立はっぽんにお越しいただいきまして、ありがとうございました。いつにもましてリーダーが選曲に悩んだ末、秋だし大人のお客さま向けにということでおとなしめの曲を多めにしっとりとお送りしたのはなかなか好評だったようですが、いかがでしたでしょうか。前回のライブで、今練習中だから今度やりますとうっかり言ってしまった『Desperado』も演奏されましたが、やはり歌うというのはけっこう緊張するようで、この日のリハでも相当入念に、というかほとんどこの曲のリハーサルで終わったと言ってもいいくらいの状況でした。キーを変えたり構成を考えたりあれこれ試した結果「小さいギター」を弾くことはやめ、いさぎよく歌とハーモニカに集中することにした僕らの僕らのリーダー。歌とインストを一緒にしてお送りしますとまさしく吹き語りを披露。なかなか味のある演奏だったと思います。さらに今回、僕がもっとも驚いたのは、ステージ中にリーダーが発した「なんか、あまりしゃべらない方がスムーズに進行するね」という言葉でした。超意外。いったいどうしちゃったんでしょうか。イヤでも的を射てるというかやっと気がついてくれたんだというか心の中で(ウンウンそうそうそうなんだよその通りなんだよ)と何度も首をたてに振っていたワタシです。そういえばこの日はメンバー紹介の時にも恐れていた「ホントはこの人おしゃべりなんですよ」というひと言もなく、また、もうひとつの吹き語り曲『It's Only a Paper Moon』の紹介の時など、NHKのストップ詐欺被害という番組の話しから、映画のペーパームーンで聖書を売りつける詐欺師の主人公につなげるという見事な流れをみせてくれたのです。思わず心の中で(おおスゴい!スゴいよリーダー!見事なつなぎだあああ!!)と何度も首をたてに振っていしまったワタシです。もっとも本人はまるで気づいていないようでしたが。前の日に違和感あふれるトークとか変な紹介に困惑とか書いていたワタシの心配は杞憂に終わりました。むしろ期待しないでねといったことが期待通りというか期待以上の結果になったわけです。ってわけわかりません。ということで今後もこの調子でスムーズなライブを願ってやみません。頼むぞ僕らの僕らのリーダー!
by cicocico
| 2015-10-30 12:08
|
Comments(0)