日曜日、福田光次郎くんのライブに行ってきました。お誘いメールが来た時、もうダマされないよと釘をさしておいたので今回は余計なモンキーパフォーマンスもなく、客席でビール飲みつつゆっくり見ることができましたが、おなじみの曲もこの日お披露目の新曲もやっぱりいい歌ばかりで、実に楽しいひとときでありました。ただこの日は、客席からでもうまくツッコミを入れて盛り上げるノダさんや、不穏な言動行動には容赦なく斬りつける恩田さんといった頼れる方々が不在だったので、僕としては密かに(ステージトークや進行は大丈夫かなぁ…)とちょっと心配しておりました。もちろんウッディさんや小澤さんはいるけど、基本的にはコージローくん1人で客席の雰囲気をコントロールしなければならないのですから。ところがそんな心配は杞憂に終わりました。着実に歌の力がアップしてきたように、ここへきてトークの方も安定感が増してきたようです。何というか、全体的に一本芯の通ったスジの通らなさと言ったらいいでしょうか。何事も堂々と力強く言い切るその姿には見る者を思わず(なるほど!)とうならせる迫力があるのですが、よく聞いているとその内容は、今演奏した楽曲とは特に関係はなく、また次の楽曲へ持っていくための布石だということもなく、見る者にだんだん(ん?今なぜその話をしたのだろう?)と思わせる底力を秘めていました。彼の得意な柔道で言えば、最近話題にもなった内股すかしといったところでしょうか。しかしそんな瞬間でも、今宵は客席からの絶妙な合いの手はもちろんなく、また小澤さんも今回は意識的にツッコミを控えていたそうで、結果的にコージローくんの個人技が目立ったこともありますが、変にキョドることもなく、自分の持ち味を出しながら本当に落ちついて進行していました。もちろん要所々々では小澤さんもしっかりツッコミを入れてましたし、ウッディさんも突如ビックリするような内容のトークを炸裂させてくれました。ただその内容はここに詳しく書くことはできません。変なスパムメールとか来るようになっちゃうと困るので。まあ野球に例えるなら低めいっぱい、というかワンバウンドしてるような低い内容のトークと思っていただければ。あ、バットやボールというのも野球と共通してますか。そんなこたいいですか。そしてその次の曲が『モザイク』だったのには思わず吹きそうになりましたよ。終演後、あれはそういう台本だったのか聞いたところ、本当にたまたまだったそうです。アッ、今、たまたまとか言っちゃいけませんね。本当に偶然だったそうです。ふう。ま、そんなこんなありつつも最後まで本当に楽しく拝見させていただきました。そうそう、初披露の新曲はこの日の朝5時までかかってようやく歌詞ができあがったそうで、これだけは歌詞カードを見ながら歌っていたのですが、やはり寝不足などの影響もあったんでしょうか、めずらしく他の歌でチョコチョコ歌詞がとんだり同じ歌詞歌ったりしてました。うふ。でもまた次回、期待してますよん。って、もちろんいいライブをってことね。コージローくん、メンバーのみなさん、お疲れさまでした!