東横線は渋谷で折り返し
東京と横浜を結ぶ、典型的な都市間電車である東急東横線。先日久しぶりに横浜駅から乗車しました。平日の18時過ぎ、ちょうど帰宅時間とあって仕事帰りのサラリーマンやOLさん、学生達でなかなかの混み具合です。進むにつれてだんだん乗客が減っていく郊外型の電車と違って、2つの都市を結んでいる東横線は途中駅での乗り降りを繰り返しながらも、そこそこの混み具合を保ったまま終点の渋谷へ到着しました。頭端式ホーム4面4線のターミナルである渋谷駅は1番線以外は乗車用と降車用にホームが分かれており、到着するとまず降車側の扉を開け乗客が降りてから反対側の扉を開けて新たなお客が乗り込むようになっています。
さて、2番線に電車が着くと、みな一斉にドドドドッという感じで下車していきます。僕もそんな人の流れに身をまかせ、あなたの色に染められることは特になく降車ホームを連なっていったのですが、ふと見ると、車内には微動だにしない方々がポツポツといるではありませんか。シートでぐっすりとお休み中。きっとお仕事帰りで、やっと座れたので寝ちゃったんでしょうね。お疲れ目様です。電車に乗ると眠くなる気持ち、よくわかります。もっとも僕の場合は主に遅くまで飲んだくれて帰る時に、降りる駅に着いたのに気づかずに寝過ごすというパターンがほとんどですけど。そして、郊外型電車なので終点で駅員さんに起こされ、人気のないホームを何人かの同類とトボトボとタクシー乗り場に向かう、みたいな。
が、しかし、ここは都市間電車の終点であり、すなわち始発駅でもあります。まだ帰宅時間の乗車ホームはすでに人がぎっしり並んでいます。できれば座って帰りたいであろう彼らにしてみると、本人が意図しての事ではないといえ、降りずにシートを占拠しているお疲れ目様達はまったくの困ったちゃんでしょう。それより何よりそんなお客さん達の満員御礼の冷ややかな視線にさらされているとも気づかず、ポッカーンと口を開けたり割とハズカスイ姿を披露してしまっているお疲れ目様達の様子を見て、何となくこれから寝るときはTPOを考えようと心に決めた私です。やがて向こうの扉が開き、ドドドドッという感じで乗車してきた人々にハッとして目を覚ましアタフタと降りていく人もいれば、まったく微動だにせず、今そこで眠ることに人生のすべてを捧げている人もいました。やがて電車はターミナルを後に、色濃くなってきた都会の夕闇へと去っていきました。
でも、大丈夫!横浜は元町・中華街駅で折り返しですから。片道約30〜40分の旅路。まだ何往復もできますから。もうしばらく、地下鉄副都心線と相互直通するまでは。
(なんてこと言ってたら次の日、横浜で三連敗だった)
さて、2番線に電車が着くと、みな一斉にドドドドッという感じで下車していきます。僕もそんな人の流れに身をまかせ、あなたの色に染められることは特になく降車ホームを連なっていったのですが、ふと見ると、車内には微動だにしない方々がポツポツといるではありませんか。シートでぐっすりとお休み中。きっとお仕事帰りで、やっと座れたので寝ちゃったんでしょうね。お疲れ目様です。電車に乗ると眠くなる気持ち、よくわかります。もっとも僕の場合は主に遅くまで飲んだくれて帰る時に、降りる駅に着いたのに気づかずに寝過ごすというパターンがほとんどですけど。そして、郊外型電車なので終点で駅員さんに起こされ、人気のないホームを何人かの同類とトボトボとタクシー乗り場に向かう、みたいな。
が、しかし、ここは都市間電車の終点であり、すなわち始発駅でもあります。まだ帰宅時間の乗車ホームはすでに人がぎっしり並んでいます。できれば座って帰りたいであろう彼らにしてみると、本人が意図しての事ではないといえ、降りずにシートを占拠しているお疲れ目様達はまったくの困ったちゃんでしょう。それより何よりそんなお客さん達の満員御礼の冷ややかな視線にさらされているとも気づかず、ポッカーンと口を開けたり割とハズカスイ姿を披露してしまっているお疲れ目様達の様子を見て、何となくこれから寝るときはTPOを考えようと心に決めた私です。やがて向こうの扉が開き、ドドドドッという感じで乗車してきた人々にハッとして目を覚ましアタフタと降りていく人もいれば、まったく微動だにせず、今そこで眠ることに人生のすべてを捧げている人もいました。やがて電車はターミナルを後に、色濃くなってきた都会の夕闇へと去っていきました。
でも、大丈夫!横浜は元町・中華街駅で折り返しですから。片道約30〜40分の旅路。まだ何往復もできますから。もうしばらく、地下鉄副都心線と相互直通するまでは。
(なんてこと言ってたら次の日、横浜で三連敗だった)
by cicocico
| 2011-08-04 00:12
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